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時の焦点<海外> イラン強硬派
戦争拡大へ極秘に計画 トランプ米大統領が仏ベルサイユ宮殿で、対イラン戦争の終結と同国の核開発問題での合意を目指し、60日間の期限を設定したイランとの覚書に署名したのが2026年6月17日である。そして、8月17日にその期限が切れたが、両国間の隔たりは60日前よりさらに拡大した。相互に相手側の合意違反を非難し続け、合意自体がほぼ何も残っていない。 そんな情勢下、米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が16日、「イラン、戦争拡大へ極秘計画」との見出しで報じた。その記事によると、イランの強硬派指導者は戦争をエスカレートさせ、米国の損害を増大させることを準備中だという。 同紙によると、覚書署名後、イランの政府当局者はホルムズ海峡の再開放につながり得る同合意への支持獲得を期したが、強硬派指導者はテヘランで極秘に会合し、政府とは真逆の方針をまとめた。 イランおよびアラブ諸国の当局者が同紙に明かしたところでは、イランの強硬派はこの60日間を米国との大規模な対決への準備に費やした。 同国正規軍に対するイスラム革命防衛隊の指揮・監督を拡大する、実戦経験が豊富な強


日常に寄り添う一杯探し
麺テナンスを楽しむ愛好会の面々 弘前駐屯地「麺テナンス愛好会」 こんにちは、第39普通科連隊麺テナンス愛好会です。皆さん、「麺テナンス」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。


技術安全保障を考察 【第8回】 ゲームチェンジャーは予測できるのか
前回、重要なのは人工知能(AI)や量子技術といった技術の名前ではなく、その技術が実現する機能であり、その機能がどの前提を書き換えるかであると述べた。そして、その先にある新しい戦い方まで構想して初めて、技術は安全保障上の意味を持つ。 では、そのようなゲームチェンジャーをどう見つければよいのだろうか。


時の焦点<国内> 北方領土訪問
露大統領の暴挙だ ロシアのプーチン大統領が8月13日、北方領土の択捉島を訪問した。日露関係を決定的に悪化させる暴挙と言える。日本政府は揺さぶりに動じず、毅然(きぜん)と対処すべきだ。 ロシアの国家元首では、2010年に当時のメドベージェフ大統領が国後島を訪れたことがある。2000年から実権を握るプーチン氏の北方領土訪問は今回が初めてだ。 2022年からウクライナを侵略するロシアに対し、日米欧は、ロシア要人に対する資産凍結などの経済制裁を続けている。苦境に陥ったロシアは、中国へのエネルギー輸出を拡大するなど、中国との経済的関係の強化に動いた。 プーチン氏が択捉島を訪問したのは、高市政権の外交安全保障政策を「新型軍国主義」と呼んで批判を強めている中国と、歩調を合わせる狙いがあったのではないか。 プーチン氏は択捉島を訪問する前日、サハリン州で露軍関係者と会談した際、北方領土は第2次世界大戦の結果、ロシア領になったと述べたという。日露平和条約交渉については、「安倍元首相を含む日本の指導者と建設的な関係を築いていたが、現在、日本側の立場が変化している」と語


海自P1が初の海外実任務へ 60次隊が厚木から出国
家族らに見送られながら滑走路へ向かうP1(8月9日、厚木基地) ソマリア沖・アデン湾で海賊対処任務に当たる60次派遣海賊対処行動航空隊の出国行事が8月9日、海上自衛隊厚木航空基地で行われた。


地獄の中国 最後の皇帝・習近平の黄昏 宮崎正弘 著
地獄の中国 最後の皇帝・習近平の黄昏 中国情勢の分析で知られる評論家である著者が、習近平政権下の中国の現状と行方を読み解いた一冊である。経済減速、社会統制の強化、外交的孤立の兆候など、近年顕在化した課題を多角的に取り上げ、国内資料や国際報道をもとに統治構造の変質を描く。


防研セミナー 時代を読み解く シリーズ<56> ニミッツ提督と情報
今月の講師 中西啓種氏 防衛研究所 戦史研究センター 国際紛争史研究室 主任研究官 1973(昭和48)年生まれ。埼玉県出身。防衛大学校航空宇宙工学科卒業、同安全保障研究科(国際安全保障)前期課程修了。航空自衛隊の部隊、航空幕僚監部を中心に、防衛力整備などに従事し、2025年3月より現職。専門はロシア安全保障、情報。修士論文「プーチン政権の兵器輸出戦略 ―対中戦闘機輸出を事例として―」にて安全保障学修士。 日本を仮想敵国に情報将校55人養成 チェスター・ニミッツ提督は、第二次世界大戦時、米国に勝利をもたらした太平洋艦隊司令官として知られているが、同提督がいかに情報組織間の業務を見直し、情報を活用して勝利したかについては我が国ではあまり知られていない。また、ミッドウェー海戦等の敗因として、日本海軍暗号が解読されたためとされてきたが、日米開戦時、同暗号はほぼ解読されていない。わずか半年後、米海軍はミッドウェー海戦に勝利した。何が変わったのか。 日米開戦時、優秀な対日情報将校らは多数存在した。日露戦争後、米国は日本を仮想敵国として、戦争計画を策定すると


小泉防衛相、豪州と防衛協力強化 長射程ミサイル試験場活用で一致
豪州のマールズ副首相兼国防相と握手を交わす小泉大臣(右)(8月18日、豪州)=小泉氏のXより 小泉進次郎防衛相は8月18日、オーストラリアを訪問し、リチャード・マールズ副首相兼国防相と会談した。自衛隊が整備を進める長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」の試験環境を拡充するため、オーストラリア国内の試験場を活用する方向で協議を進めることで一致した。装備品協力や共同訓練の深化も確認され、日豪の防衛協力は運用・技術の両面で新たな段階に入っている。


精神科医おどおど日記 駒木爽 著
精神科医おどおど日記 かつて外科医を志していた著者が、外科での自信喪失と同期の医者がうつ病を発症したのをきっかけに精神科医の道へ進むこととなった。こうした経験を持つ著者が精神科で担当した患者との間で行った数々のドタバタ劇をリアルにつづった。 他の診療科や職業では経験し得ない数々の出来事を医師の守秘義務である「業務上知り得た情報を口外してはならない」という原則を守りつつ、生々しい医療現場を伝えている。 登場人物の名前には、それぞれの容姿や性格が自然と想像できるような工夫が施されており、読み手が情景を思い描きやすい。 統合失調症、認知症、アルコール依存症、双極性障害、うつ病など、精神科医としての視点だけでなく、一人の人間として患者の方々にどう接するか、また病院スタッフとどう向き合うか。平時から極限の状況へ変化していく様子を、専門医の目線で丁寧に表現している。 著者は、この本を手にされた方に、「本書を医学書の代わりにしないように」と語り、不安がある場合は病院を受診して欲しいと呼び掛けている。 (発売:フォレスト出版/発行:三五館シンシャ刊、1540円)


<春夏秋冬> 「デジャブ」となるイラク戦争 前嶋和弘
2003年以降、一時撤退の数年をはさみ、イラクに駐留してきた米国軍がこの9月末で完全撤退を決めました。ピーク時の07年には17万人が駐留。米軍にとっては歴史的な節目となります。完全撤退は、バイデン政権末期の24年9月に決まっていました。「ようやく」という感じです。 イラク戦争とその後の駐留とは米国にとって、何だったのでしょうか。フセイン政権が持つ大量破壊兵器を排除することが戦争の大義でしたが、発見されていません。国連安保理でのパウエル国務長官の「スラムダンク(決定的証拠)だ!」という大量破壊兵器工場の写真は、過剰な言葉とは裏腹に何だかわからない施設の像でした。 このパウエルと同じような、いやそれ以上に過剰で稚拙な説明を今回のイラン攻撃ではトランプ政権が繰り返しています。「反撃能力はほとんどない」「イランを石器時代に戻す」「最後通告だ」と威勢は良いが空虚な言葉がトランプ大統領からは続いています。 イラン攻撃の大義は核兵器開発の阻止のはずですが、攻撃を決めた際のイラン側の核濃縮の状況は「すぐにもイスラエルを攻撃可能」とするネタニヤフ首相からの情報だっ


鹿児島地本が地域説明会 高校生らに自衛隊の魅力紹介
説明を受ける参加者(7月19日、鹿児島市) 【鹿児島】 鹿児島募集案内所(所長・前川昌平3陸佐)は7月19日、日置市中央公民館で地域説明会を開いた。高校新卒者の募集解禁に合わせ、自衛隊の活動や採用制度に興味を持つ住民を対象に実施した。ダイレクトメールや駅でのチラシ配布、サテライトブースなどを活用して広く告知した。


自衛隊体育学校がアジア大会壮行会 佐藤大宗3海尉ら22人が決意表明
自衛隊関係者ら支援者に万歳三唱で激励される22人の自衛官アスリートたち(いずれも8月22日、埼玉県朝霞市) 自衛隊体育学校は8月22日、9月に開幕する「愛知・名古屋アジア大会」に出場する所属選手の壮行会を埼玉県朝霞市で開いた。2024年パリ五輪近代五種男子で日本勢初のメダルを獲得した佐藤大宗3海尉や、昨秋の世界選手権35キロ競歩で銅メダルを獲得した勝木隼人1陸尉ら22人が出席し、大会での活躍を誓った。 (船木正尋)


釧路駐に1年4カ月ぶり売店開店 陸自施設初のイオン入居
テープ(昆布)カットする高橋司令(右から2人目)と小松町長(右)=いずれも6月8日、釧路駐屯地提供 釧路駐屯地で6月8日、1年4カ月ぶりに売店がオープンした。陸上自衛隊の施設に初めてイオンが入居した。以前営業していた売店は売り上げの低迷により撤退し、隊員たちは通販か車での買い出しを余儀なくされていた。27普通科連隊長兼駐屯地司令の高橋央人1佐はオープニングセレモニーで「関係者らの尽力により生活する隊員たちの利便性が向上した」と謝意を述べた。


防衛省が安保3文書改定の方向性を公表 無人機・AI活用を本格強化へ
「新しい戦い方」の実現に向けドローンの活用は必須だ(陸自板妻駐屯地のXより) 防衛省は8月7日、「安保3文書」の年内改定に向け、同省が所管する「国家防衛戦略」と「防衛力整備計画」の2文書について、改定の方向性を示した。「新しい戦い方」の実現に向け、無人アセットや人工知能(AI)の活用に加え、監視機能が手薄な太平洋側への対応を強化する。


沖縄 新規沖縄予備自衛官補10人に辞令書交付
辞令書を受け取る予備自衛官補(7月15日、沖縄地本) 【沖縄】地本(本部長・今井健太陸将補)は7月15日、新規採用した予備自衛官補10人に辞令書を交付した。
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