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グラフ・特集


バリカタン26~陸自編~ 同志たちと肩を並べて
水陸機動団主力の上陸に先立って、地雷原の爆破準備を行う水機団の施設隊員(4月28日、ルソン島カガヤン州のアパリ)=いずれも統幕提供 陸上自衛隊は4月20日から5月8日まで、フィリピンで行われた米比主催の多国間共同訓練「バリカタン26」に参加した(本紙5月21日付既報)。「バリカタン」はタガログ語で「肩を並べる」を意味する。


2025外洋練習航海 実習航海で広がる視野 相互理解と友好の航跡
フィリピンのダバオに入港。現地の伝統舞踊による歓迎を受けた(2月23日) 2025年度外洋練習航海(部内)部隊の1練習隊(司令・能勢毅1佐以下、護衛艦「しらぬい」、練習艦「やまぎり」)の実習員ら約380人は、2月13日に呉を出港し、フィリピン、インドネシア、パプアニューギニアを訪問した。航海中は、各国海軍との親善訓練や研修を重ね、各地の歴史と文化に触れると共に、相互理解と友好関係を深めた。以下、実習員らの所感文を紹介する。


逸見3佐が語る‼ 体育学校で広報業務を担う醍醐味
逸見3佐に2年間の広報業務について振り返ってもらった(3月6日、東京都練馬区大泉学園町の自衛隊体育学校) 防衛省・自衛隊は多くの広報担当者を抱える組織だ。陸上自衛隊を例にとると、陸上幕僚監部広報室を筆頭に各方面総監部、師・旅団から各部隊、駐屯地、学校、機関まであらゆるレベルで広報機能を有している。その中で、自衛隊体育学校の広報担当者は他とは違った特異な経験を味わえる。今年3月まで体育学校広報班にいた逸見慎二3陸佐は2024年の「パリ五輪」でメダルを獲得した3人に対する各種メディアの取材攻勢を懐かしそうに振り返った。 (寉見陽平)


米比合同軍事演習「サラクニブ26」 「絆の盾」今度は5カ国で
陸上自衛隊が初めてフィリピンの地で実動演習を行った(5月13日、フィリピンのルソン島中部のヌエバ・エシハ州にあるフォートマグサイサイ基地)=フィリピン陸軍提供 陸自が初参加 陸上自衛隊は4月6日から5月20日まで、フィリピンで行われた米比合同軍事演習「サラクニブ26(JPMRC26)」に初めて参加した。 4月6日、ルソン島中部のヌエバ・エシハ州にあるフィリピン最大の軍事基地「フォートマグサイサイ」で演習の開始式が行われた。


陸・海自 多国間共同訓練「バリカタン26」参加 戦術・救難 同志で連携
1着水したUS2からボートで救難に向かう隊員たち(4月30日、南シナ海)=米海軍提供 海上自衛隊は4月20日から5月8日まで米軍とフィリピン軍が主催する多国間共同訓練「バリカタン26」に参加した。また、4月13日にはマレーシア共同訓練「MALPAN」を実施した。各国海軍や陸上自衛隊水陸機動団(相浦)との連携のほか、クロスデッキなどの訓練を通じて相互運用性を高め、各国との関係を深化させた。


日米共同訓練「アイアン・フィスト26」 水機団3連隊が新編後初の基幹部隊に
周囲を警戒する水陸機動団第3連隊(手前)と米第31海兵機動展開隊(奥)=3月9日、沖縄県名護市・恩納村・宜野座村・金武町にまたがる中部訓練場(陸自提供) 陸上自衛隊は2月11日から3月9日まで、中国地方から九州、沖縄地方の南西地域一帯で米海兵隊との共同訓練「アイアン・フィスト26」を実施した。日米合わせて約5000人が参加し、過去最多規模となった。


日印実動訓練「ダルマ・ガーディアン25」で民間機を活用 人員と装備を同時輸送
日印の関係機関が協力して貨物を輸送した(2月23日、インドのデリー空港) =JMRS提供 航空機チャーター専門旅行会社JMRS(東京都新宿区)は、日印実動訓練「ダルマ・ガーディアン25」で民間チャーター機を手配し、人員と小銃・弾薬を初めて同時輸送した。従来は装備品を訓練の数週間前から船便などで発送していたが、隊員の搭乗機に載せることで機動展開能力の向上につながった。


日印実動訓練「ダルマ・ガーディアン」 対テロ訓練などを実施
インド陸軍のヘリによる空中機動後、日印両隊員が速やかに展開し、拠点を確保した(3月3日、いずれもインド北東部ウッタラーカンド州のチャウバティア演習場)=いずれも陸自提供 陸上自衛隊とインド陸軍の実動訓練「ダルマ・ガーディアン」が、2月24日から3月8日まで、インド北東部のウッタラーカンド州にあるチャウバティア演習場で行われた。2018年の開始以来7回目で、インドでの訓練は5回目となる。


「後方支援学校」 武器・需品・輸送の垣根超え (陸自部隊改編)
後方支援学校 部隊マーク 陸上自衛隊の後方科職種に当たる「武器・需品・輸送」の垣根を超えた教育・研究機能として「後方支援学校」が3月23日、朝霞駐屯地に約500人体制で発足した。 これまで各職種による教育研究機関は、土浦・松戸・朝霞の各駐屯地にある学校が担ってきた。


補給本部改編行事を開催 「継戦能力支える生命線」 (陸自部隊改編)
補給本部 エンブレム 陸上自衛隊は3月23日、十条駐屯地で「補給本部改編行事」を行った。 従来の「陸上自衛隊補給統制本部」を「陸上自衛隊補給本部」へと改称し、人員も30人増の約970人体制へ拡充した。


「情報作戦隊」 陸上総隊隷下に新編 (陸自部隊改編)
情報作戦隊 エンブレム 陸上自衛隊は3月29日、陸上自衛隊朝霞駐屯地で「情報作戦隊」の隊旗授与式を行った。 23日付で発足した同隊は陸上総隊隷下に置かれ、約80人体制で始動した。 陸自は同隊を「特殊作戦群と同じ程度の秘匿性の高い部隊」と位置づけているため、式典の報道公開も撮影範囲は大幅に制限された。


「りっくんランド」を大刷新 陸自広報センター改修
陸上自衛隊朝霞駐屯地の広報施設「りっくんランド」が改修事業を進めている。館内のリニューアルは2025年12月から28年3月まで実施される予定で、屋外の改修も検討中だ。このたび第1期目の改修工事が終わり、4月1日からリニューアルオープンした。 オープン間もない4月3日、同事業を担当する陸上幕僚監部広報室の下野貴志3佐と反頭聖菜事務官に館内を案内してもらった。(寉見陽平)


いざ「航空宇宙自衛隊」へ SDA衛星など運用開始する宇宙作戦団
=宇宙作戦団提供 宇宙領域を防衛の中核に 航空自衛隊は、防衛力強化に向けて、2025年度末まで各部隊で組織改編を実施してきた。中でも大きな注目を集めたのは3月23日の「宇宙作戦団」の新編(既報記事)で、群から団に格上げされ、多様化・高度化する宇宙空間の脅威に対応する。そして今年度末には「宇宙作戦集団」の新編を見据える。この新編で、宇宙と航空の作戦領域が同等となり、空自の「航空宇宙自衛隊」(仮称)への改称が実現することになる。(三輪直史)


海自 「豪州方面派遣訓練」
「KAKADU2026」に参加した護衛艦「くまの」戦闘指揮所の隊員たち(3月24日)=海自提供 「もがみ」型の実力披露 海上自衛隊は3月4日から6月4日まで「豪州方面派遣訓練」を実施している。護衛艦「くまの」(艦長・奥村健二2佐、約110人)がオーストラリアやニュージーランドを訪問し、豪海軍主催の国際観艦式「IFR2026」と多国間訓練「KAKADU2026」に参加した。豪州が導入する「もがみ」(能力向上型)型の実力を披露した。


多国間共同訓練「コブラ・ゴールド26」
各国と共同で行った人道支援・災害救助訓練(いずれも統合幕僚監部提供) 自衛隊 22回目の参加 自衛隊は1月31日から3月6日まで、タイと米国が共催する多国間共同訓練「コブラ・ゴールド26」に参加し、インド太平洋地域の主要国との実動訓練や国際平和協力活動に関する訓練を行った。同訓練を通じて、自由で開かれたインド太平洋の実現に寄与し、多国間での連携を強化した。
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