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グラフ・特集


いざ「航空宇宙自衛隊」へ SDA衛星など運用開始する宇宙作戦団
=宇宙作戦団提供 宇宙領域を防衛の中核に 航空自衛隊は、防衛力強化に向けて、2025年度末まで各部隊で組織改編を実施してきた。中でも大きな注目を集めたのは3月23日の「宇宙作戦団」の新編(既報記事)で、群から団に格上げされ、多様化・高度化する宇宙空間の脅威に対応する。そして今年度末には「宇宙作戦集団」の新編を見据える。この新編で、宇宙と航空の作戦領域が同等となり、空自の「航空宇宙自衛隊」(仮称)への改称が実現することになる。(三輪直史)


海自 「豪州方面派遣訓練」
「KAKADU2026」に参加した護衛艦「くまの」戦闘指揮所の隊員たち(3月24日)=海自提供 「もがみ」型の実力披露 海上自衛隊は3月4日から6月4日まで「豪州方面派遣訓練」を実施している。護衛艦「くまの」(艦長・奥村健二2佐、約110人)がオーストラリアやニュージーランドを訪問し、豪海軍主催の国際観艦式「IFR2026」と多国間訓練「KAKADU2026」に参加した。豪州が導入する「もがみ」(能力向上型)型の実力を披露した。


多国間共同訓練「コブラ・ゴールド26」
各国と共同で行った人道支援・災害救助訓練(いずれも統合幕僚監部提供) 自衛隊 22回目の参加 自衛隊は1月31日から3月6日まで、タイと米国が共催する多国間共同訓練「コブラ・ゴールド26」に参加し、インド太平洋地域の主要国との実動訓練や国際平和協力活動に関する訓練を行った。同訓練を通じて、自由で開かれたインド太平洋の実現に寄与し、多国間での連携を強化した。


日米蘭共同訓練 「風車ガーディアン」
離陸を待つ航空自衛隊のF35A戦闘機(いずれも3月27日、三沢基地) 日本・米国・オランダの3カ国空軍種による共同訓練「風車ガーディアン」が、三沢基地とその周辺空域で3月20日から4月3日まで行われた(4月2日付既報)。蘭航空宇宙軍がインド太平洋および日本へ展開した初の訓練で、3カ国のF35A戦闘機などが参加。部隊間による相互理解の深化および戦術技量の向上を図った。


実動訓練「ライジング・サンダー25」 ドローン撃墜で初訓練
広大な演習環境の下、陸自の155ミリ榴弾砲FH70が火を噴く(昨年10月30日、いずれも米西部ワシントン州のヤキマ演習場)=陸自提供 米北西部で900人超 陸上自衛隊は昨年10月27日から11月12日まで、米国北西部に位置するワシントン州のヤキマ演習場で米陸軍との実動訓練「ライジング・サンダー25」を実施した。


日米実動訓練「ノース・ウインド26」 厳寒の中、信頼築く
陸自の多用途ヘリUH1と米、カナダ軍隊員が敵の排除に向け、連携(2月2日、いずれも北海道の札幌市、北広島市、恵庭市、千歳市にまたがる北海道大演習場)=陸自提供 カナダ陸軍が初参加 陸上自衛隊は1月22日から2月2日まで、米陸軍との実動訓練「ノース・ウインド(NW)26」を実施した。


光文社の元担当編集者が語る 西村京太郎作品の魅力 今も色褪せないトラベルミステリーの巨匠
約15年にわたって西村氏の担当編集者だった小口編集長に当時の思い出を振り返ってもらった。左端の作品は西村京太郎氏の出世作「寝台特急殺人事件」(3月2日、東京都文京区音羽の光文社) 現代人はとにかく忙しいらしい。録りためたドラマや映画を倍速で見たり、通勤などの「すき間時間」を活用したりと「タイパ」を重視する人をよく見かける。だが、何事も短時間で最大の効果など得られるはずがない。むしろ時間がかかっても、最後のクライマックスに向けて手に汗握る方が喜びもひとしおだ。その点、「旅」を題材にした小説は現代人にはうってつけだ。特に「鉄道」の旅はゆったりと時間が流れ、どこか趣がある。しかもそれに「ミステリー」の要素が加われば極上のエンターテインメントとなる。そう考えると、思いつくのは一人しかいない。早速、光文社へと出向き、作家・西村京太郎氏にゆかりのある人を訪ねた。 (寉見陽平)


空音 豪・NZタトゥーに出演 日本の魅力♪音楽で
8カ国が参加した「ザ・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー」。豪ブリスベンのサンコープ・スタジアムには約3万人が詰めかけ公演を楽しんだ(2月12日)=写真はいずれも空自提供 航空中央音楽隊は2月6日から23日まで、オーストラリアとニュージーランドで開催された「ザ・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー」に参加し、各国の軍楽隊などと共に迫力ある演奏を披露した。参加国は日本、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、ノルウェー、トンガ、イギリス、スイスの8カ国で、出演者は総勢1100人を超えた。空音からは隊員53人が派遣され、日本文化を取り入れたステージで観客を魅了すると共に、音楽を通じた国際交流を深めた。


「冬まつり」を支援 雪と氷で心あったか
滑り台を楽しむ子供たち 北海道や東北の各地で雪と氷のイベントが数多く開かれた。今年も自衛隊の隊員たちが、滑り台や氷像づくり、スキー大会の運営支援などで大活躍。地域住民との心温まるふれあいを通じて、「冬のまつり」にたくさんの笑顔を届けた。各部隊から寄せられた支援の様子を紹介する。


「統合最先任等会同」3自衛隊最先任が議論
現場の主体者として課題解決 最先任たちは自身の所属部隊の状況を説明するなどして認識共有を図った(いずれも2月16日、防衛省) 統合幕僚監部は2月16、17の両日、防衛省内で「令和7年度統合最先任等会同」を開催した。自衛隊の統合運用が進む中、下士官を束ねる陸海空の各自衛隊の最先任たちが“現場の主体者”として指揮官を補佐するための課題解決や共通認識を図った。(船木正尋)


陸自中方「07南海レスキュー」 海上輸送群が初参加
自衛隊海上輸送群の「にほんばれ」が車両搭載の検証を行った(1月25日、和歌山県の和歌山市、海南市、有田市にまたがる和歌山下津港)=いずれも中方広報室提供 陸上自衛隊中部方面隊(伊丹)は昨年に続き、「07南海レスキュー(令和7年度方面隊災害対処訓練)」を実施した。1月19日から2月19日まで、南海トラフ地震の発生を見据えた指揮所訓練(CPX)を伊丹駐屯地で、実動訓練(FTX)を中方の担任地域(近畿、東海、中国、四国)でそれぞれ行い、45の自治体と民間企業23社などが参加。訓練内容は昨年3月の内閣府中央防災会議で示された被害想定を基に組まれ、昨年未実施だったCPXに重きを置いた。FTXでは自衛隊海上輸送群が初めて加わった。


多国間演習「マングスタ」 “翼を手に入れ”初めて舞う 欧州の空
総合訓練で降下中の第1空挺団の隊員(11月21日、イタリアトスカーナ州のシエナ県)=陸自提供 第1空挺団(習志野)は昨年11月、イタリア陸軍主催の多国間空挺演習「マングスタ」に初めて参加した。これまで陸上自衛隊が欧州本土の訓練に加わったことはなく、今回が初めてだ。また、今年の1月には習志野演習場で行われた「降下訓練始め(NYJIP26)」を皮切りに、米英空挺部隊と初の「多国間空挺演習」も行われた。同盟・同志国の空挺部隊間の交流が活発化している。


日仏若年士官交流を実施
仏E3F兵器管制官2人来日 E767に体験搭乗 航空自衛隊は昨年12月15日から19日までの間、フランス航空宇宙軍の早期警戒管制機(AWACS)E3Fの機上兵器管制官を浜松基地、三沢基地および御前崎分屯基地に迎え、日仏若年士官交流を実施した。本交流は平成16年以降継続して行われており、今回で13回目となった。 隊員の案内で第601飛行隊のE2C早期警戒機を研修(12月19日、三沢基地)


「しらせ」艦長 「臨機応変」こそが醍醐味
岩瀬艦長のメッセージ 「しらせ」は昨年11月19日、家族や関係者の声援を背に横須賀を出港して12月5日、オーストラリア・フリーマントル港で観測隊と合流。卓越風が吹きすさぶ南極海の「吠える南緯40度」「狂う50度」「絶叫する60度」を越え、12月27日、ついに昭和基地沖に接岸しました。年が明けた今も、観測の支援は順調です。


海自砕氷艦「しらせ」 第67次南極地域観測事業支援
人員63人、物資1100トン輸送 人員63人、物資1100トン輸送 文部科学省の第67次南極地域観測事業を支援する海自の砕氷艦「しらせ」(艦長・岩瀬剛1佐以下、乗員約180人)は昨年12月27日、昭和基地沖約1700メートルの定着氷に到着、無事、接岸を果たした。
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