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米陸軍省トップが陸幕長と会談 「同盟国と認識共有が大事」(2025年10月2日)
2025年10月17日更新
特別儀仗隊による栄誉礼を受けるドリスコル長官(左から3人目)と荒井陸幕長(左端)=10月3日、防衛省
「我々は多彩な人材からソフト、プログラムに至るまで自信のあるものを揃えている。来月、米国でさまざまなドローンを検証するのでぜひ、おいでいただきたい」――。
10月3日、防衛省を訪れた米陸軍省トップのダニエル・ドリスコル長官は中谷防衛大臣への表敬に先立ち、荒井陸幕長と会談した。
ドリスコル長官は8月に就任した荒井陸幕長に祝意を伝え、本題に入った。
「米軍と米陸軍は今、大きな変革期を迎えている。厳しい戦略環境の中、脅威に対処する能力を構築するため、まずは日本のようなパートナー国と協力して成功させたい」
米トランプ政権の下、ヘグセス国防長官が4月に発した米陸軍の変革を促した覚書に基づき、ドリスコル長官と米陸軍トップ・ランディ・ジョージ大将の連名で陸軍全体に向けた書簡が示された。
そこには戦場での・・・