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佐賀駐屯地を開設 陸自165番目、オスプレイ移駐(2025年7月9日)
2025年7月17日更新
佐賀駐屯地に到着したV22オスプレイの前で記念撮影する駐屯地の関係者(7月9日、佐賀市の佐賀駐屯地)=西部方面総監部広報室提供
陸上自衛隊165番目の駐屯地、佐賀駐屯地(佐賀市)が7月9日に開設した。それに伴い、木更津駐屯地に暫定配備されていた陸自V22オスプレイ全17機は順次、8月中旬までを目途に本来の配備先である佐賀駐屯地に移駐される。
当日、午前10時20分ごろ、木更津駐屯地から高遊原分屯地(熊本県益城町)を経由してオスプレイ1機が飛来し、隣接する佐賀空港の滑走路に着陸した。
その後行われた駐屯地の開設式で、西部方面総監の荒井正芳陸将が訓示。
西方区域の駐屯地と分屯地の中では40カ所目となる佐賀駐屯地開設の意義について「水陸機動団が配備された長崎県佐世保市の相浦駐屯地から約60キロと近くに位置し、島嶼部への迅速かつ効率的な輸送基盤として最適だ」と訴えた。
また、・・・