岡部 芳彦(おかべ・よしひこ) 神戸学院大学経済学部教授/国際交流センター所長。1973年9月9日、兵庫県生まれ。大阪大学大学院経済学研究科修了。政治・経済・文化を横断するウクライナ研究、日本・ウクライナ交流史が専門。ウクライナ国立農業科学アカデミー初の外国人会員に選出され、内閣名誉章や最高会議章などを受章。交流史の著書を継続的に刊行し、詩集や民話の翻訳も手がける。戦時下の現地調査を重ね、ウクライナの最新動向を発信している。 開戦から4年、ウクライナではロシア軍の空襲が激化し、都市インフラや文化施設への攻撃が日常化している。冬を前に防空能力の確保が急務となるなど、戦況は一段と深刻さを増している。こうした緊迫した情勢の中、神戸学院大学の岡部芳彦教授が9月に首都キーウを訪れた。要人輸送の外交列車が攻撃を受けた現場に遭遇するなど、戦時下の実態を体験。現地での避難生活や急速に進化する軍民連携など、ウクライナの「今」をリポートしてもらった。 ◆要人列車への攻撃深刻化 開戦から4年、ウクライナではロシア軍の空襲が激化し、都市インフラや文化施設への攻撃が日