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日米首脳会談「台湾海峡の平和」重要
新たな時代へ同盟強化
(2021年4月16日)

2021年4月22日更新

 初の対面による日米首脳会談を終え、共同記者会見に臨む菅首相(左)とバイデン大統領(4月16日、米ワシントンのホワイトハウスで)=官邸HPから

共同声明 新たな時代へ同盟強化

 菅首相は4月16日(日本時間17日未明)、米ワシントンのホワイトハウスでバイデン大統領と初めて対面による首脳会談を行い、日米同盟のさらなる強化に向けた共同声明「新たな時代における日米グローバル・パートナーシップ」を発表した。声明では国際秩序に合致しない中国の行動に対する「懸念の共有」を表明し、中国が軍事的圧力を強める台湾海峡について「平和と安定の重要性」を明記した。会談後の共同記者会見で菅首相は声明について「今後の日米同盟の羅針盤となるものであり、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた日米両国の結束を力強く示すものだ」と強調した。


中国の行動に「懸念」表明

 首脳会談は通訳のみを交えた1対1の会談に続き、少人数会合と、参加者を増やした拡大会合を合わせて計約2時間半行われた。

 菅首相は、バイデン氏が今年1月20日に大統領に就任して以来、初めて米国に迎えられた外国首脳で、バイデン氏にとっては初めて対面で会談する外国首脳となった。

 会談で両氏は、自由・民主主義・人権・法の支配などの普遍的価値を共有し、「インド太平洋地域の平和と繁栄の礎」である日米同盟を一層強化することで一致し、その「具体的な方途」について検討を加速化させることで合意した。

同志国と協力確認

 「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日米が豪州やインドのほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)などの同志国と連携し、協力を強化していく方針も確認した。

 さらに、世界の平和と繁栄に対して中国が及ぼす影響についても意見交換。東・南シナ海での一方的な現状変更の試みや威圧に反対することで一致するとともに、中国との「率直な対話」の必要性についても指摘し、国際関係における安定を追求していくことを申し合わせた。

 共同声明では、ルールに基づく国際秩序に合致しない中国の行動に「懸念」を共有。東シナ海でのあらゆる一方的な現状変更の試みへの反対と、南シナ海での中国の不法な海洋権益に関する主張や活動に対する反対を改めて表明した。

 その上で、日米両国は、国際法に基づく航行と上空飛行の自由が保証される「自由で開かれた南シナ海」における強固な共通の利益を再確認。

 中国が台湾への軍事的圧力を強めていることを受け、「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、(中台)両岸問題の平和的解決を促す」と明記した。

 合わせて中国との「率直な対話」が重要であるとの認識も示し、懸念を直接伝達していく意図を改めて表明。共通の利益を有する分野で中国と協働する必要性を記した。

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