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光文社の元担当編集者が語る 西村京太郎作品の魅力   今も色褪せないトラベルミステリーの巨匠

4月2日
読了時間: 5分
約15年にわたって西村氏の担当編集者だった小口編集長に当時の思い出を振り返ってもらった。左端の作品は西村京太郎氏の出世作「寝台特急殺人事件」(3月2日、東京都文京区音羽の光文社)
約15年にわたって西村氏の担当編集者だった小口編集長に当時の思い出を振り返ってもらった。左端の作品は西村京太郎氏の出世作「寝台特急殺人事件」(3月2日、東京都文京区音羽の光文社)

現代人はとにかく忙しいらしい。録りためたドラマや映画を倍速で見たり、通勤などの「すき間時間」を活用したりと「タイパ」を重視する人をよく見かける。だが、何事も短時間で最大の効果など得られるはずがない。むしろ時間がかかっても、最後のクライマックスに向けて手に汗握る方が喜びもひとしおだ。その点、「旅」を題材にした小説は現代人にはうってつけだ。特に「鉄道」の旅はゆったりと時間が流れ、どこか趣がある。しかもそれに「ミステリー」の要素が加われば極上のエンターテインメントとなる。そう考えると、思いつくのは一人しかいない。早速、光文社へと出向き、作家・西村京太郎氏にゆかりのある人を訪ねた。 (寉見陽平)

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