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海外情勢


中国情報収集機東シナ海で往復
男女群島南方と沖縄本島沖を往復したY9情報収集機=統合幕僚監部提供 統合幕僚監部は5月28日、中国軍のY9情報収集機1機が東シナ海で日本領空に接近し、航空自衛隊西部航空方面隊などが戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。中国機は、大陸方面から飛来し、長崎県の男女群島南方まで進出。その後、南西方向へ進み、沖縄本島沖まで飛行した。さらに反転して両地点間を往復し、沖縄本島沖で大陸方向へ向かった。領空侵犯や危険行動などは確認されていない。 Y9情報収集機は中国空軍のY8中型輸送機をベースとした電子・通信情報収集機。レーダー波や通信内容の収集、電磁環境の分析能力を備えるとされる。日本周辺では近年、同型機の活動が増加傾向にあり、飛行ルートも多様化している。今回のように男女群島南方と沖縄本島沖を往復する飛行は、自衛隊のレーダー運用や、通信状況を把握する狙いがあると見られる。 中国軍は東シナ海でのプレゼンス拡大を進めており、情報収集機などによる接近飛行が常態化しつつある。防衛省・自衛隊では、中国軍機による活発な飛行に対し、即応態勢を維持して警戒監視を続


中国空母「遼寧」がフィリピン海で発着艦170回 海自が警戒監視
中国海軍「クズネツォフ」級空母(16「遼寧」)(艦番号16)=㊤ ジャンカイⅢ級フリゲート((545「周口」)=㊦(いずれも統幕提供) 海上自衛隊は、5月26日に沖ノ鳥島南西の海域で発着艦訓練をしていた中国海軍「クズネツォフ」級空母(16「遼寧」)の警戒監視を継続。「遼寧」は29日までに最大5隻で艦隊を組んでフィリピン海を遊弋(ゆうよく)し、艦載機を計170回発着艦させた。 「遼寧」ほか「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(104「無錫」)、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(124「西安」)は27日、宮古島南約790キロの海域を航行して、発着艦を50回。28日には同島南西約590キロの海域で「ジャンカイⅢ」級フリゲート(545「周口」)、「フユ」級高速戦闘支援艦(901「呼倫湖」)が加わり、40回発着艦させた。翌29日に「遼寧」「無錫」「西安」はフィリピン東部の海域を南東に進んだ。 5水上戦隊(佐世保)の護衛艦「あさひ」が警戒監視情報収集した。


NSATUでウクライナ軍の部隊構築を支援 日本が中長期計画に関与
小泉進次郎防衛相(中央)と派遣自衛官4人(5月25日、防衛省)=防衛省提供 ウクライナ支援で知見獲得 陸海空自衛官 防衛省は5月29日、NATO(北大西洋条約機構)が設置した「NATO対ウクライナ安全保障支援・訓練組織(NSATU : エヌサットユー)」本部へ自衛官4人を派遣したと発表した。派遣は、2025年4月に当時の中谷元・防衛相がNATOのマルク・ルッテ事務総長に自衛官の参加の意向を伝えていたもので、必要な手続きが整ったため、今回実現した。
鹿児島県横当島の南西を中国艦東進
海上自衛隊は4月19日午前11時ごろ、中国海軍の「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(133「紹興」)と「ジャンカイⅡ」級フリゲート(577「柳州」)が、横当島(鹿児島)の南西約60キロの海域を東へ進むのを確認した。両艦は奄美大島(同)と横当島の間の海域を北東に進み、太平洋に出た。 4哨戒防備隊(舞鶴)のミサイル艇「やはぎ」が警戒監視・情報収集した。


2025年度 スクランブルは595回
左は中国のJ16戦闘機で、右がロシアのTu95爆撃機(12月9日)=統合幕僚監部提供 過去5年で最少 多様化する活動 統合幕僚監部は4月17日、航空自衛隊が2025(令和7)年度に行ったスクランブル(緊急発進)が前年度比109回減の595回だったと発表した。 回数は過去5年間で最も少なかったものの、中国ヘリの領空侵犯や、中国の艦載戦闘機によるレーダー照射、中国・ロシア爆撃機による共同飛行など、日本周辺での軍事活動は依然として活発に続いている状況だ。 25年度に中国機とみられる航空機を対象に緊急発進した回数は全体の約61%を占め、前年度比98回減の366回だった。一方のロシア機は約36%になり、23回減の214回で、その他が15回だった。 航空方面隊別では、中国機が最も頻繁に飛来する東シナ海を警戒する南西航空方面隊が最も多い348回(前年度比63回減)となった。主にロシア機が飛来するオホーツク海や日本海を担当する北部航空方面隊は165回(13回増)で、西部航空方面隊が46回(56回減)、中部航空方面隊が36回(3回減)となった。...


空自 露機に緊急発進 北海道から新潟付近飛行
緊急発進した空自戦闘機が捉えたロシアのIL20情報収集機=統合幕僚監部提供 防衛省・自衛隊は4月7日、ロシアのIL20情報収集機1機が日本領空付近を飛行したため、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対応したと発表した。 発表によると同日午前から午後にかけて、大陸方面から北海道宗谷岬付近へ飛来し南下。日本海上空を新潟県沖まで飛行した後、針路を西方向へ変更して大陸方向へ向かった。 このロシア機の飛行に対し、航空自衛隊では北部航空方面隊などの戦闘機を緊急発進させた。 飛来したIL20は、地上および海上を広域に監視できる情報収集機で、旅客機のIL18をベースに開発された機体。胴体下面の大型のドームが特徴だ。 同機は2月16日にも日本領空付近を飛行しており、日本のレーダーや通信状況など、定期的な電子偵察活動の一環による活動と見られる。
五島列島の北西を中国艦3隻北東進
海上自衛隊は3月30日午後3時ごろ、中国海軍の「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(119「貴陽」)、「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(102「拉薩」)、「フチ」級補給艦(903「東平湖」)の3隻が、五島列島(長崎県)の北西約80キロの海域を北東進するのを確認した。これらは翌31日にかけて対馬海峡を通り、日本海に出た。 同日午後4時ごろにも、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(120「成都」)が同列島の西約160キロの海域を東進するのを確認した。同艦は翌31日にかけて対馬海峡を北東へ進み、日本海に出た。 3哨戒防備隊(佐世保)のミサイル艇「おおたか」と、1航空群(鹿屋)のP1哨戒機が警戒監視・情報収集した。
与那国島南海域を露艦1隻が北東進
海上自衛隊は3月15日午後3時ごろ、ロシア海軍「ウダロイⅢ」級駆逐艦(543)が与那国島(沖縄県)の南約70キロの海域を北東進するのを確認した。 この艦は、同島と西表島の間を通り、東シナ海に向かった。 1海上補給隊(佐世保)の補給艦「はまな」が警戒監視・情報収集に当たった。 17日午後4時ごろにも、同艦が対馬(長崎県)の南西約110キロの海域を北東進するのを確認した。翌18日にかけて対馬海峡を通り日本海に出た。 3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」と4航空群(厚木)のP1哨戒機が警戒監視・情報収集した。 さらに、3月27日午前6時ごろ、「バルザム」級情報収集艦(80)が龍飛崎(青森県)の西約120キロの海域を東進するのを確認した。同艦は翌28日にかけて津軽海峡を東進した後、龍飛崎の南西約50キロの海域で反転して日本海に出た。 5機雷戦隊(大湊)の掃海艇「いずしま」、1水上訓練支援隊(同)の多用途支援艦「すおう」、2空群(八戸)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集した。
対馬南西海域を中国艦が北東進
海上自衛隊は3月29日午前7時ごろ、中国海軍「ドンディアオ」級情報収集艦(799「金星」)が対馬(長崎県)の南西約80キロの海域を北東進するのを確認した。この艦は同海峡を抜けて日本海に向かった。 3哨戒防備隊(佐世保)のミサイル艇「おおたか」、4航空群(厚木)のP1哨戒機が警戒監視・情報収集した。
北朝鮮 弾道ミサイル複数発射 日本のEEZ外へ落下
防衛省は3月14日、北朝鮮が日本海方向へ弾道ミサイル数発を発射したと発表した。ミサイルが落下した地点は、日本の排他的経済水域(EEZ)外だと推定され、日本の航空機や船舶への被害は確認されていない。 発表によると、北朝鮮は同日午後1時24分ごろ、北朝鮮西岸付近から北東方向へ複数の弾道ミサイルを発射した。最高高度は約80キロ、飛翔距離は約340キロとみられ、朝鮮半島東岸付近の日本のEEZ外へ落下したことが推定される。 小泉進次郎防衛相は、訪れていた防衛大学校で臨時会見を開き「米国や韓国などと緊密に連携して情報収集・分析に全力を挙げる」と述べ、引き続き不測の事態に備えて万全の態勢で警戒監視を行うよう指示したと表明。さらに「情報をリアルタイムに把握して、適切な対応を取っていきたい」と語っ


豪艦艇、北の「瀬取り」監視 約1カ月活動、14回目
オーストラリア海軍フリゲート「トゥーンバ」=防衛省・オーストラリア国防省提供 防衛省は3月13日、オーストラリア海軍フリゲート「トゥーンバ」が日本周辺海域で警戒監視活動を行ったと発表した。これは北朝鮮籍船舶による「瀬取り」を含む違法な海上活動を監視する国際社会の取り組みの一つ。活動期間は2月下旬から3月中旬までで、豪艦艇としては2018年以降14回目の活動となった。
ロシア艦艇3隻が対馬北東を南西進
海自は3月5日午後10時ごろ、ロシア海軍「ステレグシチー」級フリゲート(335)、「キロ改」級潜水艦、「バルク」級航洋えい船が対馬(長崎県)の北東約60キロの海域を南西進するのを確認した。これらは翌6日にかけて対馬海峡を通り、東シナ海に向かった。 3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」が警戒監視・情報収集した。 3月9日午後4時ごろにも、3隻が西表島(沖縄県)の北約50キロの海域を南西進するのを確認。与那国島と西表島の間を抜けて、太平洋に向かった。 5航空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集に当たった。
ロシア艦艇3隻が対馬北東を南西進
海上自衛隊は2月14日0時ごろ、ロシア海軍「ステレグシチー」級フリゲート2隻(333・343)と「ドゥブナ」級補給艦が対馬(長崎県)の北東約90キロの海域を南西進するのを確認した。3隻は対馬海峡を通り、東シナ海に向かった。 16日にも、これらが与那国島(沖縄県)と西表島(同)の間を南西進して太平洋に出るのを確認した。 12護隊(呉)の護衛艦「あぶくま」、佐世保警備隊の多用途支援艦「あまくさ」、5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集した。
ロシア艦1隻が津軽海峡を通過
海上自衛隊は2月1日午前8時ごろ、ロシア海軍「ステレグシチーⅢ」級フリゲート(337)が龍飛崎(青森県)の西約130キロの海域を南東進するのを確認した。同艦は津軽海峡を通り、太平洋に出た。
北朝鮮 弾道ミサイル2発発射 日本のEEZ外に落下
北朝鮮は1月27日、日本海へ向けて弾道ミサイルを発射した。2026年を迎えて1カ月を待たずに続けて発射しており、ミサイルの脅威は一層増している。
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