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2025年度 スクランブルは595回

4月30日
読了時間: 2分
左は中国のJ16戦闘機で、右がロシアのTu95爆撃機(12月9日)=統合幕僚監部提供
左は中国のJ16戦闘機で、右がロシアのTu95爆撃機(12月9日)=統合幕僚監部提供

過去5年で最少 多様化する活動


統合幕僚監部は4月17日、航空自衛隊が2025(令和7)年度に行ったスクランブル(緊急発進)が前年度比109回減の595回だったと発表した。


回数は過去5年間で最も少なかったものの、中国ヘリの領空侵犯や、中国の艦載戦闘機によるレーダー照射、中国・ロシア爆撃機による共同飛行など、日本周辺での軍事活動は依然として活発に続いている状況だ。


25年度に中国機とみられる航空機を対象に緊急発進した回数は全体の約61%を占め、前年度比98回減の366回だった。一方のロシア機は約36%になり、23回減の214回で、その他が15回だった。


航空方面隊別では、中国機が最も頻繁に飛来する東シナ海を警戒する南西航空方面隊が最も多い348回(前年度比63回減)となった。主にロシア機が飛来するオホーツク海や日本海を担当する北部航空方面隊は165回(13回増)で、西部航空方面隊が46回(56回減)、中部航空方面隊が36回(3回減)となった。


25年度は49件目となる領空侵犯が発生。5月3日には尖閣諸島・魚釣島南東部で、領海侵犯した中国海警船から艦載ヘリが発艦し、領空侵犯事案となった。中国は空母を太平洋側へ航行させて艦載機の発着艦を行ったほか、ロシア機と連携した長距離飛行を行うなど新たな行動を見せている。防衛省・自衛隊は周辺国の活動が多様化しているとして、警戒監視体制の強化を続ける方針だ。

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