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KC130Hが国外運航訓練
空自は1月18日から22日まで、国外運航訓練のため1輸空(小牧)のKC130H空中給油・輸送機1機と隊員約20人をマレーシアのスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港に派遣した。 訓練は東南アジア方面の航空路と地域の特性を把握すると共に、運航要員の国外任務遂行能力の維持向上を図るためのもので、長距離洋上航法を実施。在外邦人らの輸送、国際平和協力活動などの運航態勢の確保に努めた。


青学・原監督、防衛省訪ねる 小泉大臣が“就職指南”
防衛大臣の椅子に座る原監督(中央)を囲み記念写真に応じる小泉大臣(右)と青学大の駅伝部員3人(1月19日、防衛省)=原氏のXから 今年の箱根駅伝で初の同一チーム2度目の3連覇に導いた青山学院大学の原晋監督が1月19日、防衛省を訪れ、小泉進次郎防衛相を表敬した。
露軍機活動活発化 日本周辺空域飛行
ロシア軍機の活動が活発化している。統合幕僚監部によると、1月下旬、日本周辺空域でロシア軍の電子偵察機IL20の飛来が相次いだ。いずれも領空侵犯はなかったが、日本海から太平洋にかけて広範囲で飛行が確認された。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。 ロシア軍のIL20は23日、日本海に進入し、同海域を南西方向へ飛行した。同機は京都府沖付近で進路を変え、北西方向へ向けてロシア方面へ戻った。 続く26日には、より広い範囲で活動が確認された。同型機がオホーツク海を経由して太平洋に進出。福島県沖まで南下した後、反転して再びオホーツク海から、日本海方面に針路を取った。 両事案とも空自の北部航空方面隊などの戦闘機が緊急発進し、監視を続けた。 IL20はロシア軍が運用する電子情報収集機で、レーダー情報や通信傍受などを行う能力を持つとされる。日本周辺では過去にも同型機の飛来が繰り返されている。


小休止(2026年2月5日付)
▽…留萌駐屯地(司令・平山雄三3佐)は1月13日、屋内訓練場で「令和8年駐屯地訓練はじめ」を実施した。司令は「ペガサスのように羽ばたこう」と隊員たちの前で決意を示した。 ▽…また、20歳を迎える隊員が「迷惑をかけない程度にお酒に溺れたい」と述べると、会場内は和やかな笑いに包まれた。 ▽…最後に中隊対抗の綱引き大会が行われ、中でも3中隊の難波勇多3曹の士気が高く、全試合で中隊を鼓舞し続け優勝をつかみ取った=写真。駐屯地は「引き続き、地域と連携して各種任務にまい進していく」と誓った。(留萌)
宮古島の北東を中国艦が南東進
海上自衛隊は1月24日正午ごろ、中国海軍「ドンディアオ」級情報収集艦(791「北極星」)が宮古島(沖縄県)の北東約120キロの海域を南東進するのを確認した。その後、同艦は宮古海峡を通り、太平洋に向かった。 1補隊(舞鶴)の補給艦「ましゅう」と5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集した。 27日午後7時ごろには、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(515「浜州」)が同島の北東約150キロの海域を南東進するのを確認した。 翌28日午前1時ごろにも、「ルーヤンⅡ」級ミサイル駆逐艦(153「西安」)が同島の北東約130キロの海域を南東進。 また、同日午前2時ごろには、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艆(156「淄博」)と「フチ」級補給艦(890「巣湖」)が同島の北東約140キロの海域を南東進するのを確認した。いずれも、宮古海峡を抜けて太平洋に出た。 46掃隊(沖縄)の掃海艇「ししじま」をはじめ、1空群(鹿屋)のP1哨戒機と5空群(那覇)のP3Cが警戒監視・情報収集に当たった。


日韓防衛相 毎年相互訪問で一致 捜索救助訓練を再開
毎年相互に訪問して日韓防衛相会談を行うことで一致した(1月30日、横須賀基地) 小泉進次郎防衛相は1月30日、海自横須賀基地で韓国の安圭伯(アンギュベク)国防部長官と日韓防衛相会談を行った。会談では毎年相互に訪問し、地域の平和と安定を維持するために協力していくことで一致した。その後両大臣は、安長官が毎日行っているという卓球で汗を流し、ラリーのように親密な関係が長く続くよう思いを込めた。(三輪直史)


儀仗隊の卵たち(4) 第302保安警務中隊「儀仗審査」 いざ「最後の関門」
「特別儀仗」に出られるかどうかの登竜門 9月に全国から市ヶ谷に集った儀仗隊の卵たち。約7週間の厳しい訓練を突破し、第302保安警務中隊(以下、302保警中)の一員となるべく最後の関門「儀仗審査」にいよいよ挑む。前回の「徒手教練見極め(以下、見極め)」では見事に全員が一発合格を果たした彼らだが、今回は本番の「特別儀仗」に出られるか出られないかの登竜門。果たして彼らは無事に特別儀仗隊の一員になれるか…。(寉見陽平・櫻井穂乃香) (4) 「一発合格」の命を受けた「儀仗審査」で、見事、「一発合格」を決めた蘇武一成1士(いずれも11月18日、防衛省) 「儀仗審査」では302保警中手製の矯正具で、細かくチェックされる 「捧げ銃」で銃の高さが正しい位置にあるか、矯正具でチェックされる 儀仗銃は体の一部 10月6日に行われた、銃を持たない状態での基本動作の試験(見極め)を無事に合格した新隊員たち=既報記事。 同日、小泉至且(のりかつ)中隊長から儀仗銃を手渡され、いよいよ特別儀仗隊員として本格的な訓練が始まった。 「儀仗銃」は銃剣を装着すると長さ約1.4メートル、


前事不忘 後事之師 第121回 英米覇権交替劇
20世紀前半の世界史的事件と言ったら、何を挙げるでしょうか。常識的な答えなら、第1次世界大戦、ロシア革命、第2次世界大戦、中国革命といったところでしょう。 中西輝政京都大学名誉教授は「アジアをめぐる大国興亡史」において、20世紀初頭に起きたイギリスからアメリカへの覇権交替という事象こそ上記の出来事の背後に存在した重大事案であり、これを看過すると20世紀世界史の全体像は把握できないと主張します。


愛国心とは何か 貝塚茂樹 著
愛国心があるか問われて即答できる人は多くない。一方、郷土愛なら誰でも少なからずある。 「愛国心」は明治時代に持ち込まれた言葉だ。先祖や故郷への愛着を表す「パトリオティズム」と、民族の統一と国家へのこだわりを表す「ナショナリズム」を、天皇ありきの「忠君愛国」と訳したのが始まりだ。 「『愛国心』という言葉が好きではない」――。 意外にも三島由紀夫の言葉だ。理由は「官製のにおいがするから」。自身が国の一員でありながら切り離された対象として愛するのが「わざとらしくて嫌い」という。 戦後、愛国心はタブー視されている。義務教育のカリキュラムに記されてはいるが、そんな授業を受けた覚えはない。 とはいえ、戦前と比べれば、国を好きとも嫌いとも思わずにいられるのは幸せなことかもしれない。 ただ、少子化が進み移民も増える中、誰も愛国心を語らずに残るのは「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、抜け目のない国」なのだろう。 (扶桑社刊、1155円)


「平和国家」日本の軍事を考える ―自衛・安全保障・国際協力― 佐道明広 著
「アメリカがもはや『世界の警察官』ではありえず、またそのようなものとして行動する意思を捨て去ったことを宣言した」。これは現トランプ米政権を踏まえた発言ではない。 今から半世紀以上前の1969年7月、当時のニクソン大統領が提唱した「グアム・ドクトリン」に基づき国際政治学者の高坂正堯氏が著書の中で言及したものだ。 戦後、日本は憲法を頂点に「平和国家」の道を歩み始めた。その歩みについて著者は「戦力を持たないという憲法の規定を前提」にした「非軍事国家」だったと主張する。 本書は、日本がまだ軍事分野への関与をためらっていた時代から、「自衛隊がインド太平洋を視野に米軍と一体化して戦う『軍隊』になりつつある」現在までの防衛政策の変遷を概観する。 日本の防衛と外交は「アメリカに依存することを前提として成り立つもの」から、「日米安保体制の見直しや自主性が改めて唱えられる」までに変容した。 著者は今こそ「日本にとってふさわしい安全保障政策と、その中での自衛隊の位置付けを本格的に検討する時期だ」と強調する。 (吉川弘文館刊、2750円)


軍クラウドに秘密計算 全工程秘匿化 可能に
Acompany社 竹之内 隆夫執行役員 防衛省・自衛隊は今、「防衛力の抜本的強化」を進めている。既存の装備やシステムに加え、最先端技術を取り込んだ「新しい戦い方」に対応する必要があるからだ。なかでも陸海空3自衛隊の一元的な指揮統制を可能にする「防衛省クラウド」の整備は不可欠で、新たな情報通信基盤の構築は死活的に重要となる。名古屋大学出身の高橋亮祐氏らが2018年に立ち上げた、今注目のスタートアップ企業がある。「秘密計算」という暗号技術を使い、クラウドやAI(人工知能)を安全に活用できるサービスを提供するAcompany(アカンパニー・名古屋市)社だ。同社執行役員の竹之内隆夫氏に防衛分野で活用できる「秘密計算」について話を聞いた。(寉見陽平)


陸幹候校400人、韓国陸士を訪問
両国の学校長から贈られた記念品を手に、笑顔で交流を楽しむ日韓の幹部候補生たち 【陸幹候校=前河原】陸自幹部候補生学校(学校長・香川賢士将補)は1月11日から17日まで、韓国研修を行った。韓国訪問は2007年から行っている交流で、コロナ禍による中断を経て今回で15回目。


空自、韓国軍機に初の給油支援 那覇基地で日韓隊員が交流
日韓両国の隊員が記念撮影するなど部隊間で交流した(1月28日、空自那覇基地)=防衛省提供 航空自衛隊那覇基地(那覇市)は1月28日、韓国軍の要請に基づき、同国空軍機に燃料給油を実施した。空自が韓国軍へ給油支援を行うのは初めて。同軍のアクロバットチーム「ブラックイーグルス」のT50練習機9機と整備員らを乗せた輸送機1機が同基地に到着し、空自と部隊間交流も行った。


朝雲寸言(2026年2月5日付)
生成AI(人工知能)の活用が叫ばれている。総務省「情報通信白書」(2024年度)によると、個人の生成AI利用率は日本の場合、26・7%という。 企画書作成や企業会計といったビジネス界だけでなく、家庭や医療の現場でも普及しつつある。国会答弁に活用できないか、という議論も散見される。AI搭載ロボットの導入も始まっている。人間の仕事を奪う猛攻ぶりだ。 確かに便利この上ない。代表的なAI「チャットGPT」の無料版でさえ、長文を一瞬で短文にまとめあげる。未知の言葉の意味を尋ねれば、概意をつかませてくれる。 しかし、元となるインターネット上のデータにフェイク情報が混在していても「正確に」取り込んでしまうのだ。元は既存データだから、突き抜けた個性的な成果物は得られない。 先日、機械メーカー倉庫の数十メートル級シャッターの解体作業を見た。散乱する無数の細かな機器や電気配線、防犯用回線。あたかも臓器や血管のように横たわり、手術現場のように感じられた。これらの再構築をヒューマノイドロボットが手掛けられるのか。 我々の社会は正確さだけでは立ち行かない。人間の手技は、状


時の焦点<国内> 名護市長3選
基地移設を着実に進めよ 沖縄県名護市長選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を推進する自民党などの支援を受けた現職の渡具知(とぐち)武豊氏が3選を果たした。移設反対を掲げた次点の前市議に、2倍近い差をつけた。 渡具知氏は移設受け入れの是非には言及せず、保育料や給食費、子どもの医療費の無償化などの実績を強調した。いずれも国からの米軍再編交付金を財源に、実現してきた。渡具知氏の圧勝は、移設問題で国との対立を再燃させるより、身近な地域課題の解決を優先するべきだと市民が判断した結果ではないか。 移設作業は新たな段階に入っている。防衛省は、約152ヘクタールに上る埋め立て海域全体のうち、4分の1にあたる南側をほぼ埋め立てた。辺野古東側の軟弱地盤の改良工事を巡る国と県との法廷闘争はこれまでにすべて決着し、昨年末からは土砂の投入が始まった。 ただ、2024年から始まった地盤の改良工事は、気象や海洋の影響で思うように進まない。計画では約7万1000本のくいを打ち込む予定だが、進捗(しんちょく)率は4%程度にとどまる。30年代初めと見られていた埋
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