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「日航123便墜落『撃墜説』の真相」海上自衛隊元最高幹部が解き明かす 真殿知彦 著

  • 3月19日
  • 読了時間: 1分

1985年8月12日、御巣鷹(群馬県)の尾根に墜落した日航123便。520人が犠牲となった未曽有の航空事故から40年が経つ今も、ネット上では「自衛隊による撃墜説」といった陰謀論が繰り返し語られている。本書では、こうした言説に真正面から向き合い、科学的根拠に基づいて検証した。


著者は、海上自衛隊で長年にわたり防衛戦略や現場指揮に携わってきた人物。元最高幹部としての知見をもとに、撃墜説の根拠とされてきた「自衛隊機の関与」「ミサイル誤射」「レーダー記録」などの主張を一つずつ取り上げ、物理学・航空工学・運用実態の観点から検証していく。


特徴的なのは陰謀論を感情的に否定するのではなく、「なぜその主張が成立しないのか」を丁寧に示している点だ。


ミサイルの性能や自衛隊の運用手順、事故当日の状況など、専門家でなければ語れない情報を踏まえながら、撃墜説が抱える矛盾を浮き彫りにした。


著者は科学的証拠を積み重ね、陰謀論を論破し、長年流布されてきた疑念に終止符を打とうとする。


事故から40年を迎える節目に、事実に基づく検証を求める読者に応える内容となっている。


(PHP研究所刊、1980円)


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