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護衛艦“あさひ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DD 119 “あさひ” 25年度 DD 120 “しらぬい” 26年度 護衛艦の減勢に対応するため、「あきづき」型をベースに設計された新型汎用護衛艦。「あきづき」型が防空能力に優れているのに対し、対潜能力により比重が置かれており、マルチスタティック、バイスタティック機能を有している。低速時はガスタービンエンジン発動機で電動機を動かす電気推進、高速時は電動機とガスタービンエンジンを組み合わせた複合推進で運転するCOGLAG方式を海上自衛隊で初めて採用したハイブリッド護衛艦で、無補給の作戦可能航続距離が従来艦と比較して大幅に長く、低速運航時の燃費や整備維持費といったライフサイクルコストの低減が図られている。 対空ミサイル管制機能を含む多機能レーダを搭載し、航空機等からの攻撃に対する防御力を確保するとともに、高性能化、静粛化が進む諸外国の潜水艦に対応できるよう、新たなソーナーシステム等を搭載し、捜索能力を向上させている。また、「あきづき」型にはない潜望鏡自動探知識別機能付きの対水上レーダ


護衛艦“ひゅうが”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DDH 181 “ひゅうが” 16年度 DDH 182 “いせ” 18年度 「はるな」の代替艦として平成16年度に建造が決まったが、「はるな」に比べて基準排水量が13,950tと大型化。全通飛行甲板を採用した船型で、右舷に艦橋部をまとめている。飛行甲板は全長195m、前後に2機の搭載機用エレベーターがあり、SH−60K哨戒ヘリコプター3機、掃海・輸送ヘリコプター1機を搭載する。このほか状況に応じ、各種ヘリコプターの搭載・運用ができる。 船体内の格納庫は約125mの広大なもので、多機種、多数機のヘリコプターを収納できることから、ヘリの運用能力は従来艦に比べ格段に向上している。 同艦の兵装は、後部に発展型短SAMシー・スパローとアスロック用の垂直発射装置1式、艦首と尾部に20mmCIWSを1式ずつ、97式魚雷が発射できる新型の3連装短魚雷発射管(HOS−303)を2基、このほか、不審船対策、警備行動用として12.7mm単装機銃を数基装備する。 ●主要目 基準排水量 約13,950t 長さ


護衛艦“いずも”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DDH 183 “いずも” 22年度 DDH 184 “かが” 24年度 平成26年度に除籍した「しらね」の後継艦として平成22年度に整備。基準排水量は海自史上最大の19,950トン。「ひゅうが」型の設計を基に大型化し、指揮中枢艦としての機能を強化したもので、27年3月に就役した。 「ひゅうが」型同様、上部構造物を右舷側に配置したアイランド方式で、全長は「ひゅうが」型より51メートル長い248メートル。哨戒ヘリコプター7機、救難・輸送ヘリコプター2機を搭載可能。ヘリの発着スポットは5つで、同時に5機の各種ヘリの発着艦が可能だ。各種アンテナの配置や通信区画などは、長期運用に耐える拡張性を持たせるため、空間的に余裕のある設計となっている。 「いずも」は「ひゅうが」型に比べて航空機運用能力が強化され、広い艦内スペースを利用しての医療・輸送・補給能力も向上。大規模災害救援での活躍が期待されている。 装備面では「ひゅうが」型にあった艦対空誘導弾の垂直発射装置は搭載されないが、個艦防御用にSea


護衛艦“こんごう”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DDG 173 “こんごう” 63年度 DDG 174 “きりしま” 2年度 DDG 175 “みょうこう” 3年度 DDG 176 “ちょうかい” 5年度 艦隊防空能力を向上するイージス・システム搭載艦で、レーダ覆域数百km以上、10目標以上同時対処可能、最大射程100km以上と飛躍的に能力が向上した。現代海戦における本格的な指揮管制能力を持つ。対空ミサイル発射装置および対潜ロケット・アスロック発射装置は、垂直発射方式である。 平成22年度までに弾道ミサイル対処のための特別改修を「こんごう」型全艦に対し、実施済みである。 船型は、米海軍の「アーレイバーク」級イージス艦に似ているが、艦橋構造物は6層で、4〜5層がレーダー室、6層目が艦橋となっている。装備するフェーズドアレイ・レーダはSPY−1Dである。電波、音波、熱線に対するステルス性を考慮し、船体は海面に対して切れ込んだV字型。艦首部甲板の砲は、自衛艦として初採用の127ミリ速射砲で、後部甲板は新対潜システムを持つSH−60J/K


護衛艦“あたご”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DDG 177 “あたご” 14年度 DDG 178 “あしがら” 15年度 最新のイージスシステムを装備する改「こんごう」型。最近の長射程化、高速化、小型化が進む空対艦ミサイル時代に対応するため、「こんごう」型に比べ防空の管制能力を高めた最新のイージスシステム装備艦である。また、司令部や味方部隊とリアルタイムで情報を共有するC4I能力にも優れ、ステルス性能も向上している。主砲は、127mm速射砲に代えて米海軍制式の62口径5インチ砲(Mk45Mod4)を搭載している。 後部甲板には、将来的な戦闘様相の変化に対応できるよう艦載ヘリの運用を考慮した格納庫を設けている。 平成29年末には「あたご」が、30年度には「あしがら」がBMD艦化された。 ●主要目 基準排水量 7,750t 長さ 165m 幅 21m 深さ 12m 喫水 6.2m 船型 平中板型 主機 COGAG方式ガスタービン4基(LM2500)2軸 出力 100,000PS 速力 約30kt 乗員 約310人 ●主要兵装..


護衛艦“まや”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DDG 179 “まや” 27年度 DDG 180 “はぐろ” 28年度 「あたご」型護衛艦をベースに性能を向上させた対空ミサイル艦。最新のイージスシステム「ベースライン9」を備え、日米で共同開発された最新型弾道ミサイル防衛用誘導弾SM-3ブロックⅡAを発射することが可能。海自のイージス艦で、就役時から弾道ミサイル防衛(BMD)能力を持つのは初めて。 対空戦闘用の精密データリンクによる共同交戦能力(CEC)にも海自艦艇として初めて対応。これにより、敵ミサイルなどの目標情報を、同じくCECを備える他の艦艇や航空機とリアルタイムで共有することが可能となっている。 主機には「あさひ」型と同じ、ガスタービンと電気推進を併用する「COGLAG」方式を採用し、ライフサイクルコストの低減が図られている。 2番艦の「はぐろ」が令和3年3月に就役し、海自のイージス艦8隻体制が整った。 ●主要目 基準排水量 8,200t 長さ 170m 幅 21m 深さ 12m 吃水 6.2m 主機 COGLAG方式ガ


護衛艦“あぶくま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 DE 229 “あぶくま” 61年度 DE 230 “じんつう” 61年度 DE 231 “おおよど” 62年度 DE 232 “せんだい” 62年度 DE 233 “ちくま” 1年度 DE 234 “とね” 1年度 「いすず」型の後継として建造された計画基準排水量1,900tのDE級護衛艦で、抗堪性の強化、対潜能力および防空能力の向上が図られている。このため、ポイント・ディフェンス用として、CIWSよりも遠距離で、複数目標を同時に捕捉、一目標に2発で同時に対処するRAMミサイルを、艦橋前部に後日装備する予定で設計されたので、艦橋前部と76mm速射砲との間がクリアーである。対空レーダーはOPS−14型、対水上レーダーはOPS−28型。平成1年度艦の2隻は、このほかに航海用のOPS−20型レーダーを装備している。 船型は全通平甲板型。船体の舷側傾斜がこれまでの護衛艦より内側に約7度切れ込んでおり、レーダー波の反射を拡散させるよう工夫されたステルス性船体となっている。戦闘区画が船体内に配


潜水艦“たいげい”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 SS 514 “はくげい” 30年度 SS 515 “じんげい” 元年度 SS 516 “らいげい” 2年度 「そうりゅう型」の後継となる海自最大の潜水艦。外観は「そうりゅう型」とほぼ同じだが、従来に比べより被探知防止に優れた形状となっている。 GSユアサが開発したリチウムイオン蓄電池を搭載し、ディーゼル電気推進方式の通常動力型を採用。 高性能吸排気装置を擁し、潜水艦に重要な隠密性を高める。 光ファイバー技術を用いた新型の高性能ソナーシステムも装備、探知能力の向上を図る。 TCM(潜水艦魚雷防御システム)も装備したほか、就役時から初めて女性用区画が整備されている。 ●主要目 基準排水量 3,000t 長さ 84m 幅 9.1m 深さ 10.4m 喫水 4.7m 主機 ディーゼル・エレクトリック方式 リチウムイオン電池、1軸 出力 6,000PS 速力 20kt 乗員 約70人 ●主要兵装 533mm魚雷発射管×6(ハープーン対艦ミサイル発射兼用)、18式魚雷。 建造所 起工 進水 竣


潜水艦“そうりゅう”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 SS 501 “そうりゅう” 16年度 SS 502 “うんりゅう” 17年度 SS 503 “はくりゅう” 18年度 SS 504 “けんりゅう” 19年度 SS 505 “ずいりゅう” 20年度 SS 506 “こくりゅう” 22年度 SS 507 “じんりゅう” 23年度 SS 508 “せきりゅう” 24年度 SS 509 “せいりゅう” 25年度 SS 510 “しょうりゅう” 26年度 SS 511 “おうりゅう” 27年度 SS 512 “とうりゅう” 28年度 世界最大のディーゼル潜水艦。海上自衛隊初のAIP(非大気依存推進)機関を搭載している。AIPにはいくつかの方式があるが、「そうりゅう」型はスターリングエンジンを採用。酸素とケロシンの燃焼による熱によってガスを膨張、圧縮させてピストンを作動させるもので、ガソリンエンジンのように爆発を伴わないため、静粛性に優れている。スターリングエンジンは2001年から練習潜水艦「あさしお」に搭載され、実証試験を繰り返して有効性を


掃海艦“あわじ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSO 304 “あわじ” 25年度 MSO 305 “ひらど” 26年度 MSO 306 “えたじま” 29年度 MSO 307 “のうみ” 2年度 平成27年度に退役した掃海艦「やえやま」の性能向上型。高性能化した機雷等に有効に対処するとともに、特に潜水艦を狙う深深度機雷を排除する能力に優れている。性能向上型可変深度式機雷探知機を船体から曳航し、あらゆる深度の機雷探知を行うことが可能で、光学式監視装置の搭載によって海面を漂流する機雷も昼夜問わず遠距離から探知できる。また、自走式機雷処分用弾薬によって、低感度化・高知能化した機雷に対応する。船体にはFRP複合材料を採用することで耐衝撃性を確保しつつ、ライフサイクルコストの低減を実現している。 ●主要目 基準排水量 690t 全長 67メートル 全幅 11m 深さ 5.2m 主機 ディーゼル2基2軸 出力 2,200PS 最大速力 14kt 乗員 約50人 ●主要兵装 20mm遠隔管制機関砲×1、掃海装置1式。 建造所 起工 進水 竣


掃海艇“ひらしま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSC 601 “ひらしま” 16年度 MSC 602 “やくしま” 17年度 MSC 603 “たかしま” 18年度 掃海艇「すがしま」型の発展型で、60t基準排水量が増加した。全体的な船体の変更はないが、細かい部分において新タイプの装置に変換されるなど創意工夫の凝らされた掃海艇といえる。 主要装備もそのほとんどが従来型の性能向上型で、高性能機雷の拡散が進む現状から、この対処のための掃海・掃討装置を装備した新型掃海艇として建造された。 同艇が装備する水中航走式機雷掃討具「S−10」は、可変深度ソナー(VDS)の送受波器を収めた自航式可変深度ソナー(PVDS)に、従来の機雷処分具の機能を持たせたもので、沈底機雷は上方から自ら搭載する爆雷を投下して爆破処分し、係維機雷にはカッター切断で機雷を浮上させ処分するなど、安全な処分が可能となっている。 4番艇以降はFRP船体の「えのしま」型に移行したため、「たかしま」が最後の木造掃海艇となった。 ●主要目 基準排水量 570t 長さ 57m


掃海艇“えのしま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSC 604 “えのしま” 20年度 MSC 605 “ちちじま” 21年度 MSC 606 “はつしま” 23年度 掃海艇「ひらしま」型の発展型。外観は「ひらしま」型と変わらないが、船体材料にガラス繊維等を樹脂で固めた強化プラスチックのFRPを採用している。FRP船としては世界最大級。「ひらしま」型以前の木造船体同様、磁気機雷に探知されにくく、耐久性にすぐれ、強度を確保しつつ軽量化を実現。船体の寿命も木造の倍近く延伸、ライフサイクルコストの低減が図られている。「ひらしま」型と同じく水中航走式機雷掃討具S−10を搭載し、優れた掃海能力を持つ。 ●主要目 基準排水量 570t 長さ 60m 幅 10.1m 深さ 4.5m 喫水 2.4m 主機 ディーゼル2基2軸 出力 2,200PS 速力 14kt 乗員 約45人 ●主要兵装 20mm機関砲×1、掃海具一式、水中航走式機雷掃討具(S−10)。 建造所 起工 進水 竣工 “えのしま” USC京浜 平21.5.14 平22.10.25


掃海艇“すがしま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSC 685 “とよしま” 10年度 MSC 686 “うくしま” 11年度 MSC 687 “いずしま” 11年度 MSC 688 “あいしま” 12年度 MSC 689 “あおしま” 13年度 MSC 690 “みやじま” 13年度 MSC 691 “ししじま” 14年度 MSC 692 “くろしま” 15年度 「うわじま」型の性能向上型で、排水量は20tアップしている。情報処理装置、機雷探知機および機雷処分具により機雷掃討能力の一層の向上が図られている。自動操艦装置、バウスラスターなどを装備している。 ●主要目 基準排水量 510t 長さ 約54m 幅 約9.4m 深さ 約4.2m 喫水 3.0m 船型 長船首楼型 主機 三菱6NMU−TA(B)EI型ディーゼル2基2軸 出力 1,800PS 速力 14kt 乗員 約45人 ●主要兵装 20mm機関砲×1、係維掃海具一式、感応掃海具一式、機雷処分具一式、機雷探知機一式、情報処理装置一式。 建造所 起工 進水 竣工 “とよしま”


掃海母艦“うらが”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MST 463 “うらが” 6年度 MST 464 “ぶんご” 7年度 海自としては25年ぶりに建造した掃海母艦。「うらが」は「そうや」の、「ぶんご」は「はやせ」の代替艦であるが、機雷敷設能力の向上のほか、母艦機能を充実したことにより船体は2倍強大きい5,650tとなった(「ぶんご」は5,700t)。 船型は平甲板型だが、煙突の後部にはヘリ甲板とデッキハウス型の掃海具格納庫を有し、4基のデッキクレーンを備えていて、掃海ヘリMCH−101用掃海具の揚収用などに使用される。 船体が大型化し、母艦機能も大幅に向上したが、乗員数は「そうや」「はやせ」に比べ約20人減少している。これは、機械室の無人化、機雷敷設装置の大幅な省人、省力化を図ったことによる。 機雷掃討・掃海システムの高性能化に対応できるよう計画されている。 ●主要目 基準排水量 5,650t(5,700t) 長さ 141m 幅 22.0m 深さ 14.0m 喫水 5.3m 船型 平甲板型 主機 三井12V42M−A型ディーゼル2基


ミサイル艇“はやぶさ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 PG 824 “はやぶさ” 11年度 PG 825 “わかたか” 11年度 PG 826 “おおたか” 12年度 PG 827 “くまたか” 12年度 PG 828 “うみたか” 13年度 PG 829 “しらたか” 13年度 航続能力と不審船対処能力を向上させた局地防衛用のミサイル艇。11年度予算で2隻を、12年度に2隻、13年度にも2隻の調達が認められ15年度末までに6隻全隻が就役した。従来のミサイル艇1号型との相違は、20mm機関砲に代え、76mm砲を搭載、船体構造も水中翼型から排水型にしたため排水量が1号型の4倍に増えている。 ●主要目 基準排水量 200t 長さ 50m 幅 8.4m 深さ 4.2m 喫水 1.7m 船型 単胴細長型 主機 石川島播磨LM500−G07型 ガスタービン3基3軸 ウォータージェットポンプ3基 出力 16,200PS 速力 44kt 乗員 約21人 ●主要兵装 艦対艦ミサイル(SSM−1B)艦上装置×一式、62口径 76mm速射砲×1。 建造所
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