軍用ドローンの飛行 ダリル・ジェンキンス、デビッド・クライン 著、從二光平 訳
- 1月21日
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無人機の技術と運用に関する知識を同時に学べる「軍用ドローンの教科書」シリーズの第2弾。
単なる知識の羅列ではなく、「なぜそのように動作するのか」「どの順に確認すべきか」といった思考の流れを重視し、設計・整備・運用の各段階を横断的に理解できる構成で、初学者から実務者までが共通の基盤のもとで議論や訓練を行えることを目指している。
通信・電源・推進・センサーといったドローンシステムの構成要素と飛行原理の関係性を明らかにし、それぞれの相互依存性を踏まえた統合設計や保守運用のポイントを丁寧に解説。
また、運用に影響を与える気象条件についても、指標や限界、確認手順、回避策を含めて体系的に整理。平時の訓練から実任務に至るまで、現場での判断に役立つ知識と意思決定のフレームワークを示している。
訳者の從二(じゅうに)氏は元陸上自衛官。能登豪雨水害、八潮市道路陥没事故などの災害支援活動や防災訓練でドローンを活用した経験を持つ。ドローンの運用だけでなく、防衛のためのアンチドローンシステム(CUAS)にも精通。現場感覚に裏打ちされた翻訳が、本書の実用性をさらに高めている。
(芙蓉書房出版刊、2750円)












