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防衛白書、中国を「最大の戦略的挑戦」と位置付け 新たな戦い方も特集
26年版の表紙はアニメーター・イラストレーターの刈谷仁美氏が描いた。テーマ「未来につながる安全保障」を表現 防衛省は8月4日、令和8(2026)年版の防衛白書を公表した。防衛装備移転三原則の改正や「安保3文書」の前倒し改定を控える節目の年となる今回の白書は、「新しい戦い方」や防衛生産・技術基盤の強化を初めて大きく扱った点が特徴だ。各国情勢の分析では、中国が透明性を欠いたまま核・ミサイル戦力や海空戦力を急速に増強しているとして、「深刻な懸念事項であり最大の戦略的挑戦」と位置付け、警戒感を鮮明にした。(船木正尋)


日米豪など参加の「ヴァリアント・シールド2026」 島嶼防衛から対潜戦まで実動訓練
米国主催の多国間共同訓練「ヴァリアント・シールド2026」が6月22日から7月1日まで、グアム、ハワイ、日本周辺で実施された=統合幕僚監部提供 米軍主催の多国間共同訓練「ヴァリアント・シールド2026(VS26)」が6月22日から7月1日にかけて、日本周辺やグアム、ハワイなどで実施された。日米を中心に豪州などの同志国も参加し、陸・海・空・宇宙・サイバーを横断する多領域統合演習を展開した。自衛隊の各部隊も実動訓練に加わり、島嶼防衛や対艦戦、補給・医療連携などを想定した協働態勢を確認した。(三輪直史)


小泉防衛相、NATO会議で各国国防相と会談 装備・産業協力を推進案2
NATO首脳会議の参加国の国防相らと記念撮影に臨む小泉防衛相(4段目左から2人目)=7月8日、トルコ・アンカラ(小泉氏のXより) 小泉進次郎防衛相は、トルコの首都アンカラで開かれたNATO首脳会議(7月7、8日)に合わせ、オランダやトルコなどの国防相らと相次いで会談した。「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分」であることを確認し、防衛産業やサイバー分野での連携強化を進める方針でも一致した。


防衛省人事発令 8月3日付【内閣承認人事】
防衛省は年7月17日の閣議終了後、8月3日付けの内閣承認人事を発表した。 ( )内は発令前のポスト。 ▽陸上総隊司令官(中部方面総監) 陸将 遠藤 充 ▽中部方面総監(統幕副長) 陸将 松永 浩二 ▽呉地方総監(水上艦隊司令官) 海将 伍賀 祥裕 ▽航空支援集団司令官(北部航空方面隊司令官) 空将 船倉 慶太 ▽退職 (陸上総隊司令官) 陸将 小林 弘樹 (呉地方総監) 海将 松本 完 (航空支援集団司令官) 空将 安藤 忠司 遠藤 陸上総隊司令官 松永 中部方面総監 伍賀 呉地方総監 船倉 航空支援集団司令官


【熊本地震】自衛隊、熊本で給水・入浴・物資支援を拡充 小泉防衛相「猛暑下で命守る支援を」
熊本地震の支援態勢について報告する小泉防衛相(8月3日、防衛省) 小泉進次郎防衛相は8月3日、防衛省で臨時会見を開き、熊本県内で続く自衛隊の支援態勢を報告した。活動規模は前日と同じ5100人態勢を維持し、給水、入浴、医療機関への緊急対応、艦艇による生活支援など多岐にわたる支援を展開している。小泉防衛相は「猛暑の中で被災者の命を守るため、必要な支援を必要な場所へ確実に届ける」と述べ、継続的な支援に強い姿勢を示した。 給水支援では、県内の断水が約6万9000戸に及ぶ中、西部方面特科連隊と第42即応機動連隊が活動を続けている。2日は58カ所で412トンを給水し、累計は約1539トン、延べ約77万人に達した。3日は50カ所で給水車87両、隊員約230人が支援に当たっている。 人工透析に必要な水の不足に対応し、2日は宇城市、宇土市、八代市、菊池市の計8病院に223トンを供給し、3日も同規模の給水を継続している。 入浴支援は陸海空の各自衛隊が連携し、熊本市、宇城市、八代市、氷川町の4カ所で実施。2日からは氷川中学校で航空自衛隊の水再生循環システムシャワーを使


<小休止>(2026年7月30日付)
▽…高校3年生への募集活動解禁に伴い、兵庫地本姫路地域事務所は7月1日から3日まで、姫路市内の通学路で市街地広報を行った。広報官は地本マスコット「ひょうちん」とともに、説明会の案内を折り込んだ迷彩柄のポケットティッシュを生徒らに配布した。 ▽…ティッシュを受け取った生徒たちからは「迷彩柄かっこいい!」と笑顔が見られたほか、「自衛隊の試験を受ける予定です」と頼もしい声も寄せられるなど好意的な反応があり、広報官の励みとなった。 ▽…道行く人からも「自衛隊さん頑張って!」「自衛官募集お疲れさま!」「ひょうちんかわいい」など温かい声がかけられ、手応えを感じる広報活動となった=写真。(兵庫地本)


海幕長、就任2年を総括「精強で誠実な海自へ改革を継続」
記者会見に臨む齋藤海幕長(7月28日、防衛省) 7月16日で就任から2年を迎えた齋藤聡海上幕僚長は7月28日の定例記者会見で、これまでの取り組みを総括し「我が国の平和と安全を守るため全力を尽くしてきた」と述べた。


水中処分員が降下 陸奥湾で機雷戦訓練公開
MCH101掃海ヘリから降下する水中処分員(7月14日、陸奥湾) 海上自衛隊は7月11~23日、青森県の陸奥湾で機雷戦・掃海特別訓練を行った。水陸両用戦機雷戦群(佐世保)から約10隻の掃海艦艇が参加し、機雷敷設から掃海、処分までを演練。水中処分には米、インドの各海軍も加わり、機雷戦能力と連携を強化した。(伊藤和樹)


T4練習機事故、空自が調査結果公表 FDR未搭載で解析に限界
空自の練習機T4(空自提供) 航空自衛隊は7月31日、2025年5月に愛知県犬山市で発生した新田原基地所属T4練習機の墜落事故について、「事故の直接原因は特定できなかった」と結論付けた。機体構造やエンジン、操縦系統に飛行中の異常は確認されなかった一方、回収品の損傷が激しく、フライトデータレコーダー(FDR)が未搭載だったため、客観的な裏付けとなる情報が不足した。


海自、水中処分員を英沖演習へ ウクライナ軍のノウハウ共有
英国・ポートランド沖で潜水訓練を行う海自とジョージア沿岸警備隊の隊員(7月15日)=米軍提供 海上自衛隊は7月13日から24日まで、米国とウクライナが英ポートランド沖で共催する多国間演習「シーブリーズ2026」に水陸両用戦機雷潜群(佐世保)の水中処分員8人を派遣した。


中露艦動向が広域化 種子島・宮古・宗谷・対馬で航行続く
中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)=7月16日、久米島沖(統幕提供) 中国情収艦2隻、種子島沖を北西進 海上自衛隊は7月7日午前9時ごろ、中国海軍「ドンディアオ」級情報収集艦(795)と「ハイジウ101」級サルベージ救難艦(861「東拖」)が種子島(鹿児島県)の東約80キロの海域を北西進するのを確認した。両艦は大隅海峡から東シナ海に向かった。情報収集艦(795)は6月29日に奄美大島と横当島間を北東進したもの。7水上戦隊(佐世保)の護衛艦「はるさめ」が警戒監視・情報収集した。 18日午前3時ごろ、「ドンディアオ」級情報収集艦(796)が宮古島(沖縄県)の南約90キロの海域を北東進するのを確認した。同艦は翌19日に宮古海峡を北西進し、東シナ海に向かった。1航空群(鹿屋)のP1哨戒機と5航空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集に当たった。 ロシア潜水艦2隻、西表島北方を南進 海上自衛隊は7月9日午後7時ごろ、「ステレグシチー」級フリゲート(335)が礼文島(北海道)の北西約70キロの海域から翌10日にかけて宗谷海峡を東進するのを確認し


【熊本地震】小泉防衛相、入浴支援隊を熊本へ派遣 猛暑下の避難者支援を急ぐ
官邸での会議を終え、防衛省で臨時会見を開く小泉防衛相(中央)=7月30日 小泉進次郎防衛相は7月30日、首相官邸で開かれた非常災害対策本部会議後に防衛省で臨時会見を開いた。高市早苗首相から、被災地での水の供給強化と、猛暑下で避難生活を送る住民への入浴支援を自衛隊が重点的に進めるよう指示を受けたことを明らかにした。 小泉防衛相は「自衛隊は給水・入浴支援の十分な能力を有している。被災者のニーズに応じ、先手で対策を講じる」と述べ、関係機関と連携しながら支援を継続する方針を示した。 7月30日午後6時30分ごろの、小泉防衛相の臨時会見 入浴支援については、海上自衛隊呉地方隊の入浴支援隊約40人が入浴支援セットとともに呉基地を出発し、午後8時ごろに熊本市の陸上自衛隊健軍駐屯地へ到着する見込み。海自佐世保地方隊の入浴支援隊も八代港岸壁に到着し、同港に入港中の艦艇の水を活用した入浴支援の準備を進めている。 また、陸上自衛隊第42即応機動連隊(北熊本)を中心とする部隊が給水支援の活動を拡大。益城町1カ所、大津町3カ所の計4カ所が新たに加わり、支援地点は計24カ所


防衛省が「こども見学デー」開催 小泉防衛相が子どもたちを出迎え
記念写真に納まる子供たち(いずれも7月30日、防衛省) 防衛省は7月29、30の両日、「こども霞が関見学デー」の一環として同省の見学ツアーを開催した。事前応募で当選した小中学生と保護者ら約80人が参加して防衛省・自衛隊の“今”を体験した。


【熊本地震】 PFI船「はくおうⅡ」を八代港へ派遣 最大700人収容の生活支援拠点に
PFI船舶「はくおうⅡ」=防衛省提供 熊本県で最大震度7を観測した「令和8年度熊本地震」で、自衛隊は災害対応をさらに強化している。小泉防衛相は7月30日の第3回災害対策本部会議で、自衛隊の体制を前日の4600人から500人増強し、計5100人態勢で活動を継続していると報告した。さらにPFI(民間活力導入)船舶の派遣準備を進めていることも明らかにした。 防衛省によると、同省が借り上げている民間船「はくおうⅡ」(総トン数1万7000トン)を八代港へ派遣する。熊本県からの要請を受けた措置で、現在は兵庫県の相生港に停泊しており、出航準備を進めている。 第3回災害対策本部会議で防衛省・自衛隊の幹部に指示を指す小泉防衛相(左から2人目)=7月30日、防衛省 同船は最大約700人を収容可能で、個室や大浴場、レストランを備えた高い生活支援能力を持つ。 2024年1月に発生した能登半島地震でも、被災者の入浴や宿泊を受け入れるなど生活支援に活用された。 給水支援は第42即応機動連隊(北熊本)を中心に展開し、前日は約140トンを給水、延べ約7万人に支援を行った。30日


5空軍副司令官離任で空幕訪問
左から門間空幕副長、シャティ准将、森田空幕長(6月18日、防衛省)=航空自衛隊提供 米第5空軍(横田)副司令官のジョン・M・シャティ准将は6月18日、離任あいさつのために防衛省を訪問し、森田雄博航空幕僚長および門間政仁航空幕僚副長と懇談した。
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