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統幕


自衛隊初の海外消火活動 統幕長「効率性と安全確保を」
会見に臨む内倉統幕長(9月11日、防衛省) 内倉浩昭統合幕僚長は9月11日の定例会見で、インドネシアで発生した大規模山林火災への国際緊急援助活動について説明した。海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が陸自CH47輸送ヘリコプター3機を搭載して現地に到着し、自衛隊として初めてとなる海外での空中消火活動の準備が進んでいるという。


日米韓「フリーダム・エッジ26」領域横断作戦で連携強化
日米韓の戦闘機が訓練に参加=いずれも統合幕僚監部提供 自衛隊と米韓両軍は9月7日から11日まで、東シナ海などで共同訓練「フリーダム・エッジ26」を実施した。領域横断作戦を含む3カ国の相互運用性を向上させるとともに、インド太平洋地域で力による一方的な現状変更を許さない意思を示した。2024年に始まった同訓練は今回で4回目となり、日米韓の連携強化を象徴する取り組みとして定着しつつある。


中露・露朝の連携に警戒 内倉統幕長
左から中国のJ16戦闘機とロシアのTu95爆撃機による2025年12月9日の中露共同飛行=統合幕僚監部提供 米、同志国との連携強化 内倉浩昭統幕長は8月7日の定例会見で、近隣諸国の軍事連携が強化されたことで日本の安全保障環境が一段と厳しさを増しているとの認識を示した。中国とロシアによる爆撃機の共同飛行や艦艇の共同航行、さらに北朝鮮とロシアの協力深化などを挙げ、「軍事面を含め着実に連携が進んでいる」と警戒感を表明。自衛隊としては、日米同盟の抑止力・対処力の強化に加え、オーストラリア、インド、韓国、フィリピンなど同志国との連携を一層深める方針を示した。


自衛隊が南海トラフ地震想定の統合防災演習 全国で1万5000人参加
自衛隊車両などを積み込んだ中型輸送艦「ようこう」(7月21日、神奈川県横須賀市)=東部方面隊Xより 自衛隊は7月21~24日、南海トラフ地震の発生を想定した「令和8年度自衛隊統合防災演習(08JXR)」を全国規模で実施した。大規模災害時の指揮幕僚活動の向上を図るほか、関係機関や米軍、豪軍との連携強化を目的とし、約1万5000人が参加した。 (船木正尋)


中・ロ爆撃機が長距離共同 飛行東シナ海〜日本海〜太平洋へ複雑ルート
ロシアとの共同飛行を行った中国H6爆撃機(いずれも統合幕僚監部提供) 中国・ロシア両国による長距離の共同飛行が確認された。防衛省・自衛隊は6月27日、中・ロ航空機が東シナ海、日本海、太平洋にまたがる共同飛行を行ったことを確認し、翌28日に統合幕僚監部が発表した。中・ロによる日本周辺の共同飛行は2019年から繰り返され、昨年12月以来、今回で7回目。


中国・ロシア艦が南西諸島と北方で相次ぎ航行 海自が多数確認
「ルーヤンⅡ」級ミサイル駆逐艦(153)=6月27日、口永良部島沖=統合幕僚監部提供 海上自衛隊は6月24日午後3時ごろ、中国海軍「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(117)が、翌25日午後2時ごろにも同級ミサイル駆逐艦(119)が、対馬(長崎県)の南西70~80キロの海域を北東進するのを確認した。いずれも対馬海峡から日本海に出た。 1水上訓練支援隊(舞鶴)の支援艦「ひうち」が警戒監視・情報収集した。 6月26日午後3時ごろには、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(599「安陽」)が久米島(沖縄県)西約80キロの海域を南進するのを確認した。同艦は宮古海峡から太平洋に出た。 1航空群(鹿屋)のP1哨戒機と5航空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集した。 同日午後10時ごろにも「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(132)が横当島(鹿児島県)の南西約60キロの海域を東進するのを確認した。この艦は翌27日にかけて奄美大島と同島の間を北東に進んだ後、28日に反転して東シナ海に向かった。 1水上補給隊(呉)の補給艦「とわだ」が警戒監視・情報収集に当たった。...


統幕長、個人名義SNSを開設 情報戦時代の「統合運用」を自ら発信
内倉統幕長のXアカウント=統幕長Xより 内倉浩昭統合幕僚長は7月3日、X(旧ツイッター)の公式アカウントを開設した。同日の会見で、自身の名義によるアカウントを運用すると説明し、「安全保障環境が一層厳しさを増す中、迅速かつ正確で分かりやすい情報発信が強く求められている」と述べた。


木村首席指揮通信システム官が豪軍と協議 日豪の相互運用性向上へ
サイバー領域について意見を交わした木村陸将補(左)とジョーンズ海軍中将(5月20日、オーストラリア・キャンベラ)=統幕提供 【統幕】統合幕僚監部首席指揮通信システム官の木村顕継陸将補は5月19~21日、オーストラリア・キャンベラ近郊の統合作戦司令部やサイバー関連部隊を訪問した。豪軍幹部との会談を通じ、指揮通信やサイバー分野での連携強化を図り、日豪の相互運用性向上につなげる方針だ。


アジア防衛協力推進 統幕長 各国参謀総長級と会談
(左から)ジョンストン豪国防軍司令官、内倉統幕長、ブラウナー比国軍参謀総長、パパロ米インド太平洋軍司令官がTORに署名(5月29日、シンガポール)=統合幕僚監部提供 内倉浩昭統合幕僚長は6月5日の定例会見で、5月末にシンガポールで実施された「第23回シャングリラ会合」と、ベトナム公式訪問の成果を発表した。期間中、ASEAN諸国や欧米の参謀総長級と相次いで会談。「日本の防衛協力網が一層広がっている」と述べ、関係強化が着実に進展しているとの認識を示した。


ロシアIL20に北空が緊急発進 日本周辺を長時間飛行
日本周辺を飛行したロシアのIL20情報収集機=統合幕僚監部 統合幕僚監部は5月22日、ロシア軍のIL20情報収集機1機が日本周辺空域を長時間飛行したとして、航空自衛隊北部航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。領空侵犯や危険な行動などはなかったが、必要な警戒監視を実施したとしている。 統幕によると、同機はロシア本土側からサハリン付近を経てオホーツク海に進出し、千島列島南部周辺の空域を通過して太平洋側へ抜けた。 その後、岩手県沖まで南下して反転し、同じルートをたどって日本海方面へ戻ったことが確認された。当該機は電子情報の収集能力を持つとされ、これまでにも日本周辺での活動が確認されている。 日本周辺ではロシア軍機の活動が継続しており、ウクライナ情勢の長期化やロシア軍の極東での活動維持を背景に、自衛隊のスクランブル対応は依然として高い緊張感を伴う状況が続いている。 防衛省・自衛隊では、不測の事態を招かないよう、引き続き警戒を強めて万全を期す構えだ。


自衛隊の25年度急患輸送284件 下半期に増加傾向
第15ヘリ隊のLR2で急患輸送を行った(統幕提供) 統合幕僚監部は4月17日、2025年度に陸・海・空自衛隊が実施した急患輸送実績(速報値)が合計で284件と発表した。四半期別では、25年4~6月が60件、7~9月が65件となり、10~12月が77件、26年1~3月が82件で、下半期に増加傾向が見られた。


「統合運用能力の実効性を確認」内倉統幕長 「バリカタン26」を評価 自衛隊が本格参加
陸上自衛隊が「バリカタン26」で88式地対艦誘導弾の実射訓練を実施(5月6日、フィリピン)=統幕提供 内倉浩昭統合幕僚長は5月15日の定例会見で、米国とフィリピンが主催する大規模合同演習「バリカタン26」(4月28日〜5月8日)に自衛隊が本格参加したことに触れ、「実働訓練を通じて領域横断作戦に関する統合運用能力の実効性を確認できた」と評価した。現地では陸上自衛隊による88式地対艦誘導弾の発射訓練も実施された。


統幕が26年度の主要演習を発表
2024年に実施された日米共同統合演習「キーン・ソード25」=海上自衛隊水陸両用戦機雷戦群のXから 他機関との連携強化へ 統合幕僚監部は4月8日、2026(令和8)年度に行う予定の主要な演習を発表した。年度を通じて、統合演習は3回で、作戦別統合訓練は5回実施する計画だ。 ≪統合演習≫ ○自衛隊統合防災演習(7月、約1週間) ○日米共同統合演習(実動演習)「キーン・ソード27」(10~11月) ○自衛隊統合演習(指揮所演習)(27年1~2月、約1週間) ≪作戦別統合訓練≫ ○米比主催多国間共同訓練「バリカタン26」(4~5月、約3週間) ○国際平和協力訓練(9月、約1週間) ○日米豪共同離島等統合防災訓練(27年1月、約5日間) ○日米共同統合防空・ミサイル防衛(防勢)訓練「レジリエント・シールド27」(27年2~3月、約1週間) ○米タイ主催多国間共同訓練「コブラ・ゴールド27」(27年2~3月、約1カ月) ≪そのほか≫ ○統合作戦部隊錬成訓練(6~7月、約1週間) ○「パシフィック・パートナーシップ2026」(6~10月、約4カ月)


俵海将がJJOC新司令官に
栄誉礼を受け、巡閲する統合作戦司令部の俵新司令官(3月23日、防衛省) 統合作戦司令部(JJOC)は3月23日、2代目司令官に就任した俵干城海将の着任式を行った。俵新司令官は、激変する安全保障環境の中で防衛力強化に向けて「初代南雲司令官が築いた基盤を継承しつつ、さらなる発展を目指す」と訓示し、陸海空、宇宙、サイバー、電磁波領域の統合的な運用をさらに強化する方針を明確にした。さらに平時の抑止力を重視する姿勢と共に、関係省庁や同盟国・同志国との連携を一層重視していく考えを示した。


南雲統合作戦司令官離任式 「一元指揮」道筋
儀仗広場に掲揚された日の丸に敬礼する南雲司令官(3月23日、防衛省) 南雲憲一郎・初代統合作戦司令官の離任式が3月23日、防衛省で行われた。2025年3月に統合作戦司令部(JJOC)が発足し、南雲氏が司令官に就任。その直後には複数県にまたがる山火事や、ミャンマー大地震での国際緊急援助活動に対応するため、陸海空各自衛隊を一元的に指揮した。
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