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主要ニュース


ダービーで初タクト 陸自中音の新田3佐「落ち着いて臨めた」
初めて競馬場でタクトを振った新田3佐の指揮でファンファーレが奏でられた(5月31日、府中市の東京競馬場) 陸上自衛隊中央音楽隊は5月31日、東京・府中市の東京競馬場で行われた「第93回日本ダービー(GI)」でファンファーレを演奏した。 陸自中音は例年日本ダービーと11月の最終週に同じ東京競馬場で行われる「ジャパンカップ(GI)」でファンファーレなどの演奏を務めている。 当日は「昼の演奏会」と「ダービー」のファンファーレを演奏し、約8万5千人の観衆を魅了した。 今回、競馬場で初めてタクトを振った訓練班長の新田祐樹3佐は「演奏者がしっかり支えてくれたおかげで空気に飲みこまれることなく、落ち着いて臨めた」と語った。 (寉見陽平)


宇宙安保の多国間連携強化
CSpOイニシアチブ将官級会議の参加者=航空自衛隊提供 防衛省は5月22日、米コロラド州で4月に開催された「連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブ将官級会議」の概要を公表した。同会議には森田雄博航空幕僚長が参加し、急速に複雑化する宇宙安全保障環境への対応や多国間協力の方向性について議論が交わされた。 CSpOは日本と、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ニュージーランド、ノルウェー、イギリス、アメリカの10カ国で構成される枠組み。会議では、宇宙空間の安全性が低下し、各国が攻撃能力の開発を進めているという共通認識を確認。CSpOの取り組みを現状に則した見直しを進める方針で一致した。 特に、宇宙空間での悪意ある行為への抑止・抗たん性向上を目的とする多国間訓練「オリンピック・ディフェンダー作戦(MNFーOOD)」への重要性が強調された。同訓練では宇宙事象の探知に関する同盟国の共同能力が実証されたとされ、実動的な協力体制の深化が示された。 森田空幕長は、会議の場で各国の宇宙領域の取り組みを共有し、米宇宙軍のB・チャンス・サルツマン作戦部長と


中国情報収集機東シナ海で往復
男女群島南方と沖縄本島沖を往復したY9情報収集機=統合幕僚監部提供 統合幕僚監部は5月28日、中国軍のY9情報収集機1機が東シナ海で日本領空に接近し、航空自衛隊西部航空方面隊などが戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。中国機は、大陸方面から飛来し、長崎県の男女群島南方まで進出。その後、南西方向へ進み、沖縄本島沖まで飛行した。さらに反転して両地点間を往復し、沖縄本島沖で大陸方向へ向かった。領空侵犯や危険行動などは確認されていない。 Y9情報収集機は中国空軍のY8中型輸送機をベースとした電子・通信情報収集機。レーダー波や通信内容の収集、電磁環境の分析能力を備えるとされる。日本周辺では近年、同型機の活動が増加傾向にあり、飛行ルートも多様化している。今回のように男女群島南方と沖縄本島沖を往復する飛行は、自衛隊のレーダー運用や、通信状況を把握する狙いがあると見られる。 中国軍は東シナ海でのプレゼンス拡大を進めており、情報収集機などによる接近飛行が常態化しつつある。防衛省・自衛隊では、中国軍機による活発な飛行に対し、即応態勢を維持して警戒監視を続


海自と英海軍が伊予灘で共同訓練 「しまかぜ」と「スペイ」が連携
伊予灘を航行する「スペイ」(手前)と練習艦「しまかぜ」(5月18日、海幕提供) 海上自衛隊は5月18日、イギリス海軍と伊予灘で共同訓練を実施した。練習艦「しまかぜ」(艦長・櫻井敦2佐=呉)と哨戒艦「スペイ」が艦体運動や通信訓練を通じて戦術技量の向上と連携強化を図った。


荒井陸幕長 米海兵隊総司令官とVTC会談 昨年10月以来、2回目
2回目のVTC会談となった荒井陸幕長(左)とスミス大将(3月5日)=陸自提供 荒井正芳陸上幕僚長は3月5日、米海兵隊総司令官のエリック・スミス大将とVTC会談を行った。両者のVTC会談は昨年10月以来で2回目。陸上自衛隊と米海兵隊は「アイアン・フィスト」や「レゾリュート・ドラゴン」「スーパー・ガルーダ・シールド」などの実動訓練を毎年実施している。


荒井陸幕長と独陸軍総監がVTC会談 安全保障環境で認識共有
ドイツ陸軍新総監のフロイディング中将(画面)と初めてVTCで会談する荒井陸幕長(左前方)と陸幕幹部ら(2月、防衛省)=陸自提供 荒井正芳陸上幕僚長は今年2月、ドイツ陸軍総監のクリスチャン・フロイディング中将と初めてVTC会談を実施した。総監は陸軍トップの地位に当たる。フロイディング総監は昨年10月、約5年半にわたりドイツ陸軍を率いたアルフォンス・マイス前総監から任を引き継いだ。今回の会談は新体制下での日独陸軍種間の協力関係を確認する機会となった。


空自が迫力映像「IGNITION」公開 戦闘機やSAMの〝リアル〟を凝縮
「IGNITION~1st MISSION~」F35戦闘機のプロモーション映像(いずれも航空自衛隊提供) ごう音と共に飛び立つ戦闘機、機動展開するペトリオット、緊張感漂う早期警戒機の機内――。まるで映画のワンシーンのような映像に心が躍る。これらの映像は、航空自衛隊のプロモーション映像「IGNITION~1st MISSION~」のシリーズ。現在、装備品ごとに8テーマ、16本の動画をYouTubeで公開中だ。(三輪直史) 【F-2】空自プロモーション映像『IGNITION~1st MISSION~』 【映像テーマ】▽E2C/D▽F2A▽F15J▽F35A▽J/TPS102▽KBSAM▽PATRIOT▽RQ4B


小泉防衛相と蘭国防相が会談 多層的な防衛協力の推進へ
ゼゲリウス副首相兼国防相(左)と握手を交わす小泉防衛相(6月16日、防衛省) 安全保障環境の複雑化を共有 小泉進次郎防衛相は6月16日、オランダのディラン・イェジルゲス‐ゼゲリウス副首相兼国防相と日蘭防衛相会談を行った。両者は艦艇を活用した共同訓練の継続・拡大に加え、安全保障政策対話の強化など、多層的な協力の具体化を進める方針で一致した。


オランダ艦「デ・ロイテル」寄港 海幕長「400年の戦略的パートナー」
「日蘭の防衛協力は進展している」と語る齋藤聡海幕長(6月16日、防衛省) 齋藤聡海上幕僚長は16日の定例記者会見で、オランダ海軍フリゲート「デ・ロイテル」が15日に東京国際クルーズターミナルへ入港したと発表した。横須賀地方総監部が歓迎行事を実施したほか、オランダ大使館主催のレセプションや艦艇の一般公開も予定されているという。


【ジャパン・ドローン展③】元防衛装備庁長官 土本英樹氏 防衛産業強化に向けた課題と方向性
ドローンに特化した国内最大級の展示会「Japan Drone(ジャパン ドローン)2026」が6月3日から5日まで、千葉市の幕張メッセで開催された。5日に行われたセミナーでは、安全保障領域における「無人航空機のデュアルユース」の可能性についてスタートアップのトップ、元自衛官、元装備庁長官の3者によるセッションが行われた。今回は元防衛装備庁長官の土本英樹氏の講演を紹介する。 (寉見陽平) 一般社団法人安全保障ビジネスイノベーション協会特別顧問(元防衛装備庁長官) 土本英樹氏


中国空母「遼寧」がフィリピン海で発着艦170回 海自が警戒監視
中国海軍「クズネツォフ」級空母(16「遼寧」)(艦番号16)=㊤ ジャンカイⅢ級フリゲート((545「周口」)=㊦(いずれも統幕提供) 海上自衛隊は、5月26日に沖ノ鳥島南西の海域で発着艦訓練をしていた中国海軍「クズネツォフ」級空母(16「遼寧」)の警戒監視を継続。「遼寧」は29日までに最大5隻で艦隊を組んでフィリピン海を遊弋(ゆうよく)し、艦載機を計170回発着艦させた。 「遼寧」ほか「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(104「無錫」)、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(124「西安」)は27日、宮古島南約790キロの海域を航行して、発着艦を50回。28日には同島南西約590キロの海域で「ジャンカイⅢ」級フリゲート(545「周口」)、「フユ」級高速戦闘支援艦(901「呼倫湖」)が加わり、40回発着艦させた。翌29日に「遼寧」「無錫」「西安」はフィリピン東部の海域を南東に進んだ。 5水上戦隊(佐世保)の護衛艦「あさひ」が警戒監視情報収集した。


【ジャパン・ドローン展①】テラ・ラボ 松浦社長 防衛分野参入検討もニーズなど暗中模索
ドローンに特化した国内最大級の展示会「Japan Drone(ジャパン ドローン)2026」が6月3日から5日まで、千葉市の幕張メッセで開催された。5日に行われたセミナーでは、安全保障領域における「無人航空機のデュアルユース」の可能性についてスタートアップのトップ、元自衛官、元装備庁長官の3者によるセッションが行われた。ここではスタートアップ代表で、このセミナーでモデレーターを務めたテラ・ラボ代表取締役・松浦孝英氏の講演を紹介する。 (寉見陽平) テラ・ラボ代表取締役 松浦孝英氏 テラ・ラボは長距離無人航空機(UAV)を用いた災害対策情報の支援システムなどを研究・開発するスタートアップとして2014年に創業した。


【ジャパン・ドローン展②】元東部方面総監・陸将 磯部晃一氏 ドローンの進化 自衛隊の現状と課題
ドローンに特化した国内最大級の展示会「Japan Drone(ジャパン ドローン)2026」が6月3日から5日まで、千葉市の幕張メッセで開催された。5日に行われたセミナーでは、安全保障領域における「無人航空機のデュアルユース」の可能性についてスタートアップのトップ、元自衛官、元装備庁長官の3者によるセッションが行われた。今回は元東部方面総監の磯部晃一氏の講演を紹介する。 (寉見陽平) 一般社団法人 安全保障ビジネスイノベーション協会代表理事(元東部方面総監・陸将) 磯部晃一氏


キャリア採用も完走 伝統の高良山登山走 陸幹候校
キャリア採用幹部らも高良山の登山走に挑んだ(いずれも5月22日) 【陸幹候校=前川原】初夏の空気が漂う5月22日、陸上自衛隊幹部候補生学校(学校長・香川賢士陸将補)は、62期医科・歯科幹部候補生課程、9期看護科幹部候補生課程、1期キャリア採用幹部課程132人による伝統行事「高良山登山走」を実施した。


陸自東方と佐川急便 災害時の輸送協力協定を締結
災害時に輸送や荷役業務などで協力できる協定を結んだ佐川急便の笹森社長(左)と上田東方総監(5月12日、朝霞駐屯地)=東方総監部提供 陸上自衛隊東部方面隊は5月12日、物流大手の佐川急便と「輸送協力に関する協定」を締結した。災害時に自衛隊の後方任務の一部を佐川急便が担うほか、同社の物流拠点を活用することで、災害対処能力を強化する。締結式に出席した東部方面総監の上田和幹陸将は「輸送などで連携し、災害対応の実効性が高まる」と強調した。
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