軍用ドローンの攻撃 ダリル・ジェンキンス、 デビッド・クライン 著、川岸卓司 訳
7月29日
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更新日:7月30日
「軍用ドローンの教科書」シリーズを締めくくる第5弾。ドローン戦の全体像を体系的に理解し、現代戦の変化を読み解くための実践的な視座を提供する完結編となっている。
本書は、軍用ドローンに搭載される致死性・非致死性兵器システムを体系的に整理し、その技術的基盤や作動原理、戦術・戦略上の意味を多角的に解説する。訳者は陸上自衛隊8偵察隊長で、現場の知見を踏まえた視点が随所に生かされている。
「兵器統合と戦争変革」をテーマに、ドローンが戦場にもたらした構造的変化を兵器システムの観点から描く。ミサイル、精密誘導兵器、小型化弾薬、電子戦装置、指向性エネルギー兵器など多様な兵器群がどのように統合され、火力・精度・持続力の均衡を再編しているのかを具体的事例と共に示す。
さらに、ドローンが単なる兵器搭載プラットホームを超え、情報収集・指揮統制・攻撃を一体化する「統合システム」として機能する点にも注目。技術革新が戦術・戦略にどう結びつき、運用思想を変えていくのかを立体的に描き出す。
(芙蓉書房出版刊、2750円)













