中露艦動向が広域化 種子島・宮古・宗谷・対馬で航行続く

中国情収艦2隻、種子島沖を北西進
海上自衛隊は7月7日午前9時ごろ、中国海軍「ドンディアオ」級情報収集艦(795)と「ハイジウ101」級サルベージ救難艦(861「東拖」)が種子島(鹿児島県)の東約80キロの海域を北西進するのを確認した。両艦は大隅海峡から東シナ海に向かった。情報収集艦(795)は6月29日に奄美大島と横当島間を北東進したもの。7水上戦隊(佐世保)の護衛艦「はるさめ」が警戒監視・情報収集した。
18日午前3時ごろ、「ドンディアオ」級情報収集艦(796)が宮古島(沖縄県)の南約90キロの海域を北東進するのを確認した。同艦は翌19日に宮古海峡を北西進し、東シナ海に向かった。1航空群(鹿屋)のP1哨戒機と5航空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集に当たった。
ロシア潜水艦2隻、西表島北方を南進
海上自衛隊は7月9日午後7時ごろ、「ステレグシチー」級フリゲート(335)が礼文島(北海道)の北西約70キロの海域から翌10日にかけて宗谷海峡を東進するのを確認した。5哨戒防備隊(余市)のミサイル艇「くまたか」が警戒監視・情報収集した。
7月15日午前0時ごろには、「スラバ」級ミサイル巡洋艦が対馬(長崎県)の南西約110キロの海域を北東進するのを確認した。同艦は対馬海峡から日本海に出た。1、2日にも対馬海峡を南西進している。3哨戒防備隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」が警戒監視・情報収集に当たった。
また、19日午前9時ごろ、キロ改級潜水艦と「イゴリ・ベロウソフ」級潜水艦救難艦が西表島(沖縄県)の北約50キロの海域を南進するのを確認した。両艦は与那国島(同)と西表島の間を南西に進み、太平洋に出た。1、2日にも対馬海峡を航過している。
5水上戦隊(佐世保)の護衛艦「あけぼの」と5航空群(那覇)のP3Cが警戒監視・情報収集した。20日午後6時ごろには、「タランタルⅢ」級ミサイル護衛哨戒艇2隻(921、924)と「アムガ」級ミサイル補給艦が礼文島(北海道)の北西約60キロの海域から宗谷海峡を東進するのを確認した。5哨戒防備隊のミサイル艇「わかたか」と2航空群(八戸)のP3Cが警戒監視・情報収集に当たった。
中国・ロシア艦が南西諸島で合同行動
海上自衛隊は7月16日午前2時ごろ、中国、ロシア両海軍の艦艇が日本近海を合同航行するのを確認した。中国の「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(103)、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(124)、「フチ」級補給艦(903)とロシアの「ステレグシチー」級フリゲート(343)の計4隻が久米島(沖縄県)の南西約90キロの海域を南進するのを確認した。これらは宮古海峡を抜けて太平洋に出た。5哨戒防備隊(大湊)の護衛艦「ゆうべつ」と5航空群のP3Cが警戒監視・情報収集に当たった。












