海幕長が伊・ルーマニアを訪問 海軍種間協力を強化
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齋藤聡海上幕僚長は10月4日から11日にかけて、イタリアとルーマニアを訪問した。このうちイタリアでは、ベネチアで開催された伊海軍主催の「第15回地域シーパワー・シンポジウム」に出席し、各国海軍参謀長らとの2国間・多国間交流を通じて関係強化を図った。
13日の定例会見では、「日本とイタリアはいずれも海上交通路に依存する海洋国家であり、自由で開かれた海洋秩序の維持という共通の利益を有している」と指摘。その上で「一つの海域の不安定要因は他の地域にも影響を及ぼす可能性がある」と述べ、欧州とインド太平洋の安全保障が密接に結びついているとの認識を示した。
また、8日にはルーマニア海軍の公式招待を受け、同国コンスタンツァを訪問。海軍艦艇や海軍士官学校を視察したほか、海軍参謀長ミハイ・パナイト中将と海洋安全保障や海軍間協力について意見交換を行った。海幕長によるルーマニア訪問は今回が初めてで、齋藤海幕長は「相互理解の促進と信頼関係の深化を図ることができた」と成果を強調した。

海上自衛隊は近年、欧州各国との防衛協力・交流を拡大しており、今回の訪問も海軍種間の連携強化に向けた取り組みの一環となる。欧州とインド太平洋の安全保障環境は「一体不可分」との認識の下、イタリア・ルーマニア両海軍との連携強化を図った。












