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あばたもえくぼ 自分でできる天然痘対策 柳田 保雄著

2025年11月27日
読了時間: 1分

更新日:5月15日


人類史上もっとも恐れられた感染症である天然痘をテーマに、歴史的背景と予防の知恵を一般読者向けにまとめた一冊だ。


タイトルの「あばたもえくぼ」の“あばた”は皮膚が病気やけがでひどく傷つくと生じる。天然痘は特にひどい、あばたを残す。その痕跡を残す天然痘に関する歴史や予防策などを平易な言葉で解説している。


天然痘は20世紀に根絶が宣言されたものの、古代から近代に至るまで世界各地で猛威を振るい、社会や文化に深い影響を与えてきた。


本書では、ワクチン普及以前に人々が試みた生活習慣や民間療法など「自分でできる対策」のほか、最新の医療技術による対策も紹介し、感染症と人間社会の関わりを文化史的に読み解いている。


著者は、天然痘について適切に対応すれば対応は可能だと指摘する。感染症史を振り返りながら、現代社会における「備え」の重要性を再認識させる。


(アジア・ユーラシア総合研究所刊、1,650円)

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