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朝雲寸言(2025年11月13日付)

2025年11月13日
読了時間: 2分

更新日:6月8日


ノーベル平和賞は「国家間の友好関係、軍備の削減・廃止及び平和会議の開催・推進のために最大・最善の貢献をした人物・団体」に贈られる。ちなみに生存していることが条件で物故者は含まれない。


誰がノーベル平和賞を決めるのか。選考はノルウェーの国会が指名する5人の委員と書記で構成されるノーベル委員会が行うという。


選考は各国に推薦依頼状を送り推薦された候補者の中から選ばれる。そのためノーベル平和賞は国家間の政治情勢の影響を受けやすく選考の妥当性に対して批判されることも多い。


一方で独裁的国家は受賞に対して強く反発することがある。2010年、中国の民主活動家劉曉波は中国初のノーベル賞受賞者となったが反革命の罪で投獄中で受賞式に参列できなかった。


インド独立の父マハトマ・ガンジーは5回ノミネートされ1948年には最終候補者となったものの暗殺されたため受賞には至らなかった。後にノーベル委員会は賞を与えなかったことを「最大の不作為」と認めている。


国家指導者も受賞者リストに名を連ねる。ノーベル平和賞を現職中に受賞した米大統領はこれまでにT・ルーズベルト、W・ウィルソン、B・オバマの3人である。


現トランプ大統領も受賞を強く望んでいるらしいがどうだろうか。2025年のノーベル平和賞はベネズエラの野党指導者であるマリア・C・マチャド氏と発表された。


(2025年11月13日付『朝雲』より)

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