現代陸戦概説 クリストファー・タック著、梅田宗法、齋藤大介 訳
- 2月12日
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本書は、現代の陸上戦闘に関する概念や問題などを徹底的に学べる専門書だ。陸戦に関する知識や考えを持つためには必須ともいえるだろう。
世界各地で発生する現代の係争において、「land-warfare(陸戦)」は重要な意味を持つ。その代表ともいえるのがロシアによるウクライナ侵略だ。本書では、ロシアによる軍事作戦がなぜこれまで長引き、今の状況に陥ってしまったのかを説明している。
さらに、自衛隊が国際平和協力活動(PKO)に力を入れて取り組んでいるが、これまで経験を積んできたPKOやイラク派遣などの活動の背景を理論的に学ぶことができる。
著者は、英国の国防大学でもあるキングス・カレッジ・ロンドンで戦略研究学部の准教授を務めている。
サンドハースト王立陸軍士官学校で上級講師の経験を持ち、幅広く陸戦を研究してきた視点は明晰(めいせき)で魅力的だ。
訳者の2人は現役陸上自衛官で、専門的な鋭い視点と理解しやすい文章で本著をまとめている。
(作品社刊、3960円)












