top of page

秀吉再考 倉山満 著

  • 2月12日
  • 読了時間: 1分

農民から天下人へと上り詰めた「日本一の出世人」として知られる豊臣秀吉。その人物像にあらためて光を当て、多面的に捉え直した。


著者が着目したのは、戦国三英傑を象徴するホトトギスの句だ。「鳴かぬなら殺してしまえ」の織田信長、「鳴かせてみせよう」の秀吉、「鳴くまで待とう」の徳川家康。著者はこの三句に3人の本質が凝縮されているとみる。


信長は決断、家康は忍耐、そして秀吉は「工夫」。力でも忍耐でもなく、状況を動かす知恵こそが秀吉の核心だと位置づける。


一方で、秀吉像の扱いについては容易ではないと著者は指摘する。


一般には善玉として語られることが多いが、実際には残虐な側面も併せ持つ。著者はその二面性を排除せず、権力掌握から崩壊までの過程を通じて、秀吉の「人間としての揺らぎ」を描き出した。


章題には「秀吉に学ぶ、粛清されない生き方」「アメリカ合衆国より400年先駆けている刀狩り」など、現代的視点を交えた切り口も並ぶ。


(ワニブックス刊、1500円)

すでに購読中の方はこちら

不穏な時代に読む 戦争の常識100 かのよしのり 著

asagumo-digital-2.png

声を上げる自由 ラヴィーシュ・クマール 著、倉田夏樹 訳

asagumo-digital-2.png

日本人誕生 4万年の物語 神話と科学で読み解く古代史の謎 同前宏 著

asagumo-digital-2.png

合憲自衛隊 新自衛隊法 九条のままでも戦える組織に 小川清史 著

asagumo-digital-2.png

強いトヨタの源流 杉本祥郎 著

asagumo-digital-2.png

謀略とインテリジェンス 認知戦に無防備な日本 上田篤盛 著

asagumo-digital-2.png
300x250_01.png

アクセスランキング

1

スコップで打撃!傷を迅速に止血、クマ撃退 3隊員表彰

2

防大の谷謙太学生 いざ、アナポリスの米海軍兵学校へ‼

3

府中基地厚生センターにファミリーマート開店 基地限定商品も展開

4

空自航空教育隊 きょうだい3組 切磋琢磨

5

中方USB感染 外部流出、陸自システム共に影響なし 荒井陸幕長が会見

71fJa38yRPL._AC_UY218_.jpg
71fJa38yRPL._AC_UY218_.jpg
71fJa38yRPL._AC_UY218_.jpg
300x250_02.png
300x250_03.png
300x250_04.png
bottom of page