ラーメン一杯いくらが正解なのか 井手隊長 著
- 1月15日
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ラーメン店の倒産件数が2024年に過去最多を記録――。頑固一徹だけでは乗り越えられないラーメン業界の現状を精緻な取材とデータをもとに、ラーメンを通じて日本経済の未来を読み解く。
ラーメン一杯の平均価格は、ある統計によると1970年は105円、75年は220円、90年は454円、2000年には548円と年々上昇し続けていた。だが、2000年以降は動きが一気に鈍化し、20年以上500円台で推移していた。
物価高騰もあり、ここ数年は「1000円の壁」を超えて、「2000円の壁」すら軽く超えてしまうのではないかと著者は分析する。
本書では、企業努力で1000円以内の価格を守り続ける店と、あえて予約制の高級路線で食事を提供する店の二極化が進んでいると指摘。
家系、二郎系、フランチャイズ系、個人店と多くの有名店や人気店を徹底取材した内容は、食べ歩きが好きな方の参考にもなる。
自らの足と舌で自分流ラーメンマップを完成できるだろう。
(早川書房刊、1386円)












