怒りで後悔しない アンガーマネジメント・プログラム 長縄史子 著
- 1月8日
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「つい、カッとなった。人生ガラッと変わった」――。駅構内の啓発ポスターに書かれたこの言葉を見たことのある人は多いだろう。その下には「平成28年度の鉄道係員に対する暴力行為は712件にものぼりました。暴力は犯罪です」と続く。
ふとした「怒り」は誰もが抱くものだ。著者は「怒りを含む感情を理解し、感情と上手く付き合うことは人生の大きな課題の一つと言われている」と紹介する。その上で「怒りは基本的な感情で、感情そのものに良いも悪いもない」と強調する。
否定的に捉えられやすい怒りの感情は、むしろ「前向きな力に変えることができる」と説く。
本書は「アンガーマネジメント・プログラム」の名の通り、学術的な視点を踏まえ、怒りに支配されずに済む方法をワークやエクササイズ形式で紹介する実践本である。まさに怒りのセルフコントロール・トレーニング本の決定版だ。
著者はこう語る。「アンガーマネジメントを学び、身につけることは、加害者も被害者もつくらない社会につながる」
(星和書店刊、3960円)












