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儀仗隊の卵たち(5)最終回 歩み始めた新隊員たち 「平時の最前線」で国防の舞台へ(2025年12月4日)
2026年1月27日更新

(5) 最終回

9月から約7週間にわたって実施された厳しい教育・訓練の成果が結実した。写真は桑原健留1士(右から3人目)、小林巧1士(その左)、村上知宏1士(右から6人目)=いずれも12月4日、防衛省
前回の「儀仗審査」で一発合格した儀仗隊の卵たち。第302保安警務中隊(以下、302保警中)の門戸を叩いてから約7週間、厳しい教育・訓練をくぐり抜けてきた彼らにとって、いよいよ特別儀仗デビューの日を迎える。特別儀仗隊員となった彼らの初儀仗は日本の歴史上、初の防衛相会談となったギリシャ国防相に対するものだった。(寉見陽平・櫻井穂乃香)
体現する国の「威信」
11月18日の「儀仗審査」を合格した「儀仗隊の卵たち」は、この日から正式に特別儀仗隊員として歩んでいくことになる。
儀仗審査合格時に小泉至(のり)且(かつ)中隊長から一人ひとりに手渡された「儀じよう審査合格証」。その裏面には「儀じよう隊員の心得」が2つ書かれている。
「一、我ら儀表なり、この名誉と重責に応えるべく一令のもと、寸分乱れることなく中隊が一心一体となるよう没(ぼつ)我(が)協力の精神を発揮しなければならない」
「二、儀じよう任務に即時即応する為、常に心技の練磨向上に努めるとともに、日常の制約と準備に万全をなさなければならない」
「儀表」を辞書で調べると、「手本となること。また、そのもの。模範。手本」とある。
特別儀仗隊は外国の国家元首や首相、軍高官などの賓客が公式訪日した際、最初に歓迎行事を行う「日本の顔」だ。
つまり外国の賓客にとっては、・・・
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