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儀仗隊の卵たち(4) 第302保安警務中隊「儀仗審査」 いざ「最後の関門」へ(2025年11月18日)
2026年1月7日更新

(4)

「一発合格」の命を受けた「儀仗審査」で、見事、「一発合格」を決めた蘇武一成1士(いずれも11月18日、防衛省)

「一発合格」を決めた「儀仗隊の卵」たちがこれまで教育してくれた助教、助手と記念撮影
「特別儀仗」に出られるかどうかの登竜門
9月に全国から市ヶ谷に集った儀仗隊の卵たち。約7週間の厳しい訓練を突破し、第302保安警務中隊(以下、302保警中)の一員となるべく最後の関門「儀仗審査」にいよいよ挑む。前回の「徒手教練見極め(以下、見極め)」では見事に全員が一発合格を果たした彼らだが、今回は本番の「特別儀仗」に出られるか出られないかの登竜門。果たして彼らは無事に特別儀仗隊の一員になれるか…。(寉見陽平・櫻井穂乃香)
儀仗銃は体の一部
10月6日に行われた、銃を持たない状態での基本動作の試験(見極め)を無事に合格した新隊員たち=既報記事。
同日、小泉至且(のりかつ)中隊長から儀仗銃を手渡され、いよいよ特別儀仗隊員として本格的な訓練が始まった。
「儀仗銃」は銃剣を装着すると長さ約1.4メートル、重さが約4.5キロ。
何も持たない「徒手」の状態でできていた動作に、長さと重さが加わることで銃を上げる速さ、節度、何度も銃を上げ下げするなど、あらゆる動作に負荷がかかる。
そのため、体の軸がぶれてしまい、特別儀仗隊員にとって最も大切な「不動の姿勢」が崩れるので、これまでのとおりにはなかなかいかない。
新隊員たちは各自与えられた「儀仗銃」を大切に扱いながら日々訓練し、・・・
Xの動画はこちら→https://x.com/AsagumoNews52/status/2016979790495150396