掃海艇「うくしま」火災の原因は燃料漏れ 海自が事故調結果を公表
- 5 日前
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海上自衛隊は、2024年11月に隊員2人が死傷した掃海艇「うくしま」火災・沈没事故について、事故調査委員会の結果を公表した。
調査によると、主発電機戻り油管の継ぎ目から漏れた燃料が高温の排気集合管に触れて発火したことが原因と推定された。火災発生直後に艦内電源を失ったため、乗員たちは消火設備や艦内マイクを使用できず、対応が遅れた。消火困難と判断し、総員離艦した。
海上幕僚監部の事故調査委員会は「極めて稀な事象が同時並行して発生した」と結論付けた。消火できなかった要因として
▽主機停止要領の習熟不足▽機械室火災への知識・訓練不十分▽排煙処置の誤り▽艇長・隊司令の監督不十分――を挙げた。
再発防止策には▽戻りパイプの改修▽排気集合管カバーの改修▽訓練の徹底▽消火設備の充実▽無停電電源装置の導入――を盛り込んだ。
齋藤聡海幕長は4月24日の臨時記者会見で「殉職隊員の行動に深い敬意を表し、同様の事故を起こさないため、安全確保に取り組む」と今後の方針を述べた。
「うくしま」は24年11月10日、福岡県宗像市大島沖を航行中に火災が発生。初期消火にあたっていた機械室当直員2人のうち1人が死亡、1人が負傷した。












