精神科医おどおど日記 駒木爽 著
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更新日:2 時間前
かつて外科医を志していた著者が、外科での自信喪失と同期の医者がうつ病を発症したのをきっかけに精神科医の道へ進むこととなった。こうした経験を持つ著者が精神科で担当した患者との間で行った数々のドタバタ劇をリアルにつづった。
他の診療科や職業では経験し得ない数々の出来事を医師の守秘義務である「業務上知り得た情報を口外してはならない」という原則を守りつつ、生々しい医療現場を伝えている。
登場人物の名前には、それぞれの容姿や性格が自然と想像できるような工夫が施されており、読み手が情景を思い描きやすい。
統合失調症、認知症、アルコール依存症、双極性障害、うつ病など、精神科医としての視点だけでなく、一人の人間として患者の方々にどう接するか、また病院スタッフとどう向き合うか。平時から極限の状況へ変化していく様子を、専門医の目線で丁寧に表現している。
著者は、この本を手にされた方に、「本書を医学書の代わりにしないように」と語り、不安がある場合は病院を受診して欲しいと呼び掛けている。
(発売:フォレスト出版/発行:三五館シンシャ刊、1540円)













