ヨガのポーズを紹介する最終回の今回は、筋力（インナーマッスル）を強化する「船」「バッタ」「椅子」の三つのポーズを伝える。（2019年2月21日付「自衛隊スポーツ」）

呼吸を深く、インナーマッスル鍛える

　「船のポーズ」は、①腰を下ろして体育座りのように両膝を立てて座る。

　②上体を少し後ろに倒し、坐骨の少し後ろに体重を乗せバランスを取る。

　③両腿の裏側を両手で持ちながら、両足すねを床と平行になるようにゆっくり持ち上げる＝写真Ａ。

　④腹筋を意識し背中が丸まらないように。できる人は両手を離し両腕を前方に。膝も伸ばす＝写真Ｂ。そのまま呼吸を数回繰り返す。

　「バッタのポーズ」は①うつ伏せになり、あごを床につけ、両足甲を伸ばす。息を吸いながら、両足を床から離して（上げて）いく。両手で床を押すように支え、その姿勢で呼吸を数回繰り返す＝写真Ｃ。

　②戻る時は、息を吐きながらゆっくりと足を床に下ろし、全身脱力する。

　「椅子のポーズ」は、①両足の間をわずかに離して直立する。深く呼吸しながら両腕を頭上に持ち上げる。手のひらは内向き。

　②上半身を軽く前傾させ、息を吐きながら膝を曲げる。この時、膝が足先より前に出ないように。このまま呼吸を数回行う＝写真Ｄ。

　③ポーズを解く時は、息を吸いながら膝を伸ばし、息を吐きながら腕を下ろし、直立に戻る。

（モデル・鈴木柚里絵さん）

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