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日米豪防衛相 安保協力で協議体新設 水機団の訓練定期参加も(2024年11月17日)

2024年11月29更新


会談後の共同記者会見に臨む(左から)中谷氏、マールズ氏、オースティン氏(11月17日、豪州ダーウィン)=防衛省提供

 海自の砕氷艦「しらせ」(艦長・斎藤一城1佐)が11月20日、文部科学省の第66次南極地域観測隊(隊長・原田尚美東京大教授)の観測事業を支援するため南極へ向け出発した。出国行事が横須賀基地の体育館で行われ、「しらせ」乗員約180人が出席。齋藤海幕長、統幕総務部長の高石太郎空将補をはじめ、乗員の家族や来賓ら約500人が見守った。

 はじめに高石統幕総務部長が吉田統幕長の訓示を代読。「地球環境変動の長期的予測の重要性はますます高まっている」とした上で、「所属組織を異にする観測隊員と協力し、素晴らしい成果を達成してもらいたい」と期待を述べた。

 続いて齋藤海幕長が、「昭和基地周辺やトッテン氷河沖での各種観測は、環境変化のメカニズムを解明し将来の予測につなげるものとして全世界から注目されている。これまで積み上げたシーマンシップを遺憾なく発揮し、観測隊と一致団結し任務を完遂してもらいたい」と激励した。

 最後に斎藤艦長が・・・

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