中国空母「遼寧」、沖縄―宮古間を通過し太平洋へ 石垣南方で発着艦確認
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海上自衛隊は10月14日、中国海軍の空母「遼寧」が、沖縄本島と宮古島の間を南東に進んで太平洋側へ入り、石垣島の南約250キロの海域で艦載戦闘機の発着艦を行ったのを確認した。遼寧の動向を公表するのは今年5~6月以来。中国海軍は同日、年間計画に基づく定例訓練のため、遼寧を西太平洋海域へ派遣したと明らかにしていた。
統幕によると、遼寧は13日午前11時ごろ、長崎県の男女群島の南西約390キロをミサイル駆逐艦3隻とともに航行し、14日に太平洋へ向かった。石垣島南方の約250キロで戦闘機やヘリコプターを約10回発着艦させて、15日には南シナ海へ向かった。海自の護衛艦や哨戒機が警戒監視に当たり、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応した。
小泉防衛相は16日の閣議後会見で、中国が日本周辺での軍事活動を拡大・活発化させていると指摘。空母運用能力の向上に加え、遠方の海空域で作戦を遂行する能力を高めようとしているとの見方を示し、「今回の活動もその一環とみられる」と述べた。一方、日本の太平洋側における情報収集・警戒監視能力は「限定的」とし、周辺国の軍事活動が活発化する中で防衛体制の強化が急務との認識を示した。












