中国情報収集機東シナ海で往復
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統合幕僚監部は5月28日、中国軍のY9情報収集機1機が東シナ海で日本領空に接近し、航空自衛隊西部航空方面隊などが戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。中国機は、大陸方面から飛来し、長崎県の男女群島南方まで進出。その後、南西方向へ進み、沖縄本島沖まで飛行した。さらに反転して両地点間を往復し、沖縄本島沖で大陸方向へ向かった。領空侵犯や危険行動などは確認されていない。
Y9情報収集機は中国空軍のY8中型輸送機をベースとした電子・通信情報収集機。レーダー波や通信内容の収集、電磁環境の分析能力を備えるとされる。日本周辺では近年、同型機の活動が増加傾向にあり、飛行ルートも多様化している。今回のように男女群島南方と沖縄本島沖を往復する飛行は、自衛隊のレーダー運用や、通信状況を把握する狙いがあると見られる。
中国軍は東シナ海でのプレゼンス拡大を進めており、情報収集機などによる接近飛行が常態化しつつある。防衛省・自衛隊では、中国軍機による活発な飛行に対し、即応態勢を維持して警戒監視を続けていく方針だ。











