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時の焦点


時の焦点<国内> 衆院選公示
難局打開へ具体策を競え 国際情勢が激動する中、日本の針路を問われる衆院選が公示された。初の女性宰相を擁する自民党と日本維新の会の連立が、政権基盤を安定させられるのか。あるいは「中道」を掲げる新党が政局の主導権を握ることになるのか。力をつけつつある新興政党も無視できない。 民意が多様化し、多党化時代を迎えている。しかも与野党共に基本的に選挙協力を行っていない。このため衆院選の帰趨(きすう)は見通しにくい。有権者の選択はこれまで以上に重みを増していよう。 高市早苗首相は今回の衆院選について、自らが首相を続投して良いのか、それとも中道改革連合の野田共同代表らに代わるべきかを国民に問う機会と位置付けた。 高市内閣は高い支持率を維持しているが、自民の政党支持率はそれほど伸びていない。今回、首相が「首相選択選挙」の構図を強調しているのは、自らへの支持を自民の得票に結びつける狙いがあるのだろう。 中道改革は、高市政権の発足で日本が右傾化しつつある、と主張し、「右派か中道か」の選択という構図に持ち込もうとしている。党の綱領では「生命・生活・生存を最大に尊重する人


時の焦点<海外> 中央アジア
カスピ海ルートと一帯一路 昨年12月18~20日、中央アジア5カ国の首脳が来日し、初の日・中央アジア首脳会議が開催された。輸送路整備、気候変動対策、人的交流促進を重点協力分野とする「東京宣言」が採択された。 サプライチェーン(供給網)の強靱化を目指し、中央アジアからロシアを経ずに欧州を結ぶ輸送路「カスピ海ルート」の整備で日本が支援することになった。 しかし、すでに先行し南米にまで「一帯一路」を拡大し、急成長している「中欧班列」との関係に触れておらず、国際物流の要である中欧班列との調整がなければ「カスピ海ルート」の整備実現は困難なのではないか。 「中欧班列(China Railway Express)」とは、アジアと欧州間の国際定期貨物列車のことだ。中国の巨大港湾から陸揚げされたコンテナが、毛細血管のように張り巡らされた中国の鉄道網で天山山脈の北と南の回廊ルートを経て、中央アジアからカスピ海、黒海を通る。そしてイスタンブール、ミラノ、マドリード、デュッセルドルフ、ハンブルクなど欧州主要都市を横断する鉄道「ユーラシア・ランドブリッジ」の巨大なサプライ


時の焦点<国内> 日韓首脳会談
安保協力の進展に期待 韓国の李在明(イジェミョン)大統領が来日し、高市早苗首相の地元・奈良で日韓首脳会談が行われた。会談は日韓首脳が形式にとらわれず、両国を行き来する「シャトル外交」の一環。昨年8月に李氏が東京を、9月に石破茂前首相が釜山を、それぞれ訪問した。奈良での会談は、韓国側が提案したという。首脳間の個人的な信頼関係を築く狙いがあるとみられる。 今回の会談では、未来志向の日韓関係を目指すことをあらためて確認したほか、レアアース(希土類)など重要物資のサプライチェーン(供給網)に関する協力について意見を交わした。 台湾有事を巡る首相の国会答弁に反発している中国は、日本へのレアアースの輸出規制に踏み切った。 日本は韓国とも協力し、中国に依存せずに重要物資を確保できる多様な枠組みを広げようとしている。 日本を貶(おとし)めるため、中国は執拗に宣伝戦を繰り返している。中国の習近平国家主席は、訪日直前の李氏を急きょ国賓として招き、北京で首脳会談を行った。韓国と共闘することで、日本を孤立させる狙いが透けて見える。 実際、中国側は会談終了後に、習氏が「中
時の焦点<国内> 首相の台湾答弁
中国の愚行にあきれる 日本を貶(おとし)めようとする中国の対応は、常軌を逸している。威圧を強めれば強めるほど、自らの品位を落としていることに気づかないのだろうか。
時の焦点<海外> 中国・イラン
「脆弱性」を示す最新例 中国、イランは地政学的に米国の敵。だから、違法薬物の大量密輸や国際テロの支援などで、公然・非公然の対米戦を続けているのが実態だ。しかし、いかに強固な敵でも、完璧に難攻不落ということはなく、両国も「脆(ぜい)弱(じゃく)性」の例外ではない。つい最近のニュースもその事実を明示している。
時の焦点<国内> クマの被害
政府全体で対応進めよ クマによる人的被害が相次ぎ、地方自治体のマンパワーでは対応できなくなっている。緊急の対策として、自衛隊が出動して駆除の支援に当たることになった。
時の焦点<海外> 世界新秩序
“敵の敵は味方” 1989年、マルタ会談で「冷戦終結宣言」がなされてから36年。四半世紀をとうに超えたが、グローバリゼーションという国際金融覇権の進展と共に地域紛争は激化し、人口問題、貧困問題、環境問題と世界の諸課題は複雑化し、より深刻になった。
時の焦点<国内> 臨時国会
中長期の経済政策論じよ 6月下旬の通常国会閉会から、約4カ月半ぶりの本格的な国会論戦が始まった。当面の物価高対策を講じることは重要だが、それだけでは物足りない。政府と与野党は中長期的な視点に立った経済政策や社会保障制度改革についても論じ合う必要がある。
時の焦点<海外> 大統領の警護
暗殺未遂のクロニクル トランプ米大統領は10月30日、第2次政権発足後初のアジア歴訪から帰国した。訪問の様子を24時間フォローしたネットニュースでは、大統領の周囲は常にシークレットサービス(USSS)が固めていた。だが、同氏を狙う狂信的人物は内外に多く、USSSも外見とは裏腹に心もとないのが実態で、やはり「無事」帰国の印象が残る。同氏暗殺未遂のクロニクルを紐(ひも)解(と)くと、一層その思いが強くなる。
時の焦点<国内> 日米首脳会談
協力広がる新時代の同盟 高市首相とトランプ米大統領が、東京・元赤坂の迎賓館で会談。初の対面での首脳会談は、和やかなムードの中で行われたという。高市首相の対米外交はひとまず無難な滑り出しとなった。
時の焦点<海外> 露ウ和平工作
ウクライナの血は誇り トランプのロシア・ウクライナ和平工作は膠着(こうちゃく)状態だ。プーチンはロシアが実効支配する東部4州を手放しそうにない。ゼレンスキーの唯一のカードは米国のトマホーク頼み。欧州のウクライナ和平に向けた有志連合も「会議は踊る」状態だ。
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