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防衛ニュース


防衛省 UWPTに教官初派遣
国連PKOについて講義する南條1佐(中央)=6月17日、韓国・論山市の国際平和維持作戦センター(統幕学校国際平和協力センター提供) 統幕学校の南條1陸佐 韓国で女性PKO要員を教育 統合幕僚学校国際平和センター(センター長・渡邉邦嘉1陸佐)はこのほど、韓国平和維持訓練センターで実施された女性PKO要員に対する訓練課程「UWPT」(Uniformed WomenPeacekeepers’ Training)に主任研究官の南條衛1陸佐を派遣した。UWPTに教官を派遣するのは防衛省としては初めて。南條1佐は約2週間にわたって、アジア各国から集まった女性士官24人に対し、国連PKO(平和維持活動)ミッションの司令部要員になるための必要な知見などを教えた。


中国軍機が空自機に異常接近 東シナ海で30メートル
空自のYS11EB情報収集機に異常接近してきた中国軍のJH7戦闘爆撃機(7月9日、東シナ海の公海上空で空自機撮影)=防衛省提供 中谷元防衛相は8月7日、7月25日に就任したばかりの韓国の安(アン)圭伯(ギュベク)国防相と初めて電話会談を行った。


日英、協力関係を深化 英空母打撃群が横須賀寄港
英海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を旗艦とする空母打撃群(CSG25)が8月12日、横須賀に入港した。英空母の日本への寄港は2021年の「クイーン・エリザベス」以来、2度目。今回の訪問を機に、艦載機の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが初めて、護衛艦「かが」(4護隊=呉)で発着艦訓練を実施したほか、「武器等防護」を適用した自衛艦による英空母の警護も行った。軍事活動を活発化させる中国を念頭に、日英はアジアと欧州における最も緊密な安全保障上のパートナーとして、連携強化を印象付けた。(船木正尋、亀岡真理子、伊藤和樹) 海自横須賀基地に入港した英海軍の駆逐艦「ドーントレス」(左後方)とノルウェー海軍のフリゲート「ロワール・アムンセン」(右同)。歓迎行事が行われ日、英、ノルウェーの乗員たちが記念写真に納まった(8月12日、横須賀基地)


「しらせ」で父子勤務 わずか2週間 任務のリレー 村本英勝曹長と長男・幹太3曹
わずか2週間だがそろって「しらせ」乗員となった父の村本曹長(左)と幹太3曹親子(6月27日、横浜市) 【しらせ=横須賀】親子で「しらせ」勤務が実現。海自の砕氷艦「しらせ」(艦長・岩瀬剛1佐)は、11月から始まる第67次南極地域観測協力に向け、大幅な人員入れ替えの真っ最中だ。年次修理をジャパンマリンユナイテッド(JMU)横浜事業所鶴見工場(横浜市)で行っている。


F2が訓練中墜落 茨城沖で搭乗員救助 百里救難隊
墜落したF2戦闘機と同型機=空自提供 防衛省は8月7日、茨城県沖で訓練中の航空自衛隊のF2戦闘機が墜落したと発表した。搭乗員1人が乗っていたが、緊急脱出し、百里救難隊のヘリコプターに救助された。命に別状はない。現在、領空侵犯措置などの任務以外のF2の飛行は見合わせている。


防衛白書 「自衛官募集につなげる」 田中室長が表紙の狙いを語る
田中室長(後列左から3人目)以下、今年の防衛白書を制作した白書室のメンバー(7月30日、防衛省) 「戦略3文書策定後の3年目であり、防衛力の抜本的強化の進捗状況のほか、3月に新設した『統合作戦司令部』や喫緊の課題である『自衛官の処遇・勤務環境の改善』などを紹介している」――。


主力装備品で初輸出 豪次期フリゲートに日本製
日本の護衛艦がオーストラリア海軍の次期フリゲートに採用される見通しだ。総額1兆円規模となる初の艦艇輸出を実現させたのは、相手国のニーズに対応し、官民連携で売り込んだことが功を奏した。「もがみ」型護衛艦(FFM)をベースに、豪州が求める性能を追加する形で共同開発・生産する。防衛省・自衛隊にしか売り込み先がなかった国内防衛産業にとって、今回の案件は「海外への販路拡大につながる大きな一歩だ」(業界関係者)と期待を寄せる。(船木正尋) もがみ」型護衛艦(FFM)の改良型(完成イメージ)=三菱重工業提供


東北方特連3大隊に感謝状 ネクスコ東日本 北海道の高速道を移動中土砂崩れで安全確保
感謝状贈呈式で記念撮影。(左から)小沼1曹、田中大隊長、堀支社長、古川2曹、石田3曹(6月3日、郡山駐屯地) 【東北方特連=郡山】訓練に向かう移動中、土砂崩れが発生した現場に遭遇――。東北方面特科連隊3大隊は6月3日、東日本高速道路(ネクスコ東日本)から、安全で円滑な交通の確保に貢献したとして、隊員の善行に対し感謝状が贈られた。


前次官、前統幕長が共に花道 前陸幕長に万歳三唱
増田和夫前事務次官と吉田圭秀前統合幕僚長、森下泰臣前陸上幕僚長の離任行事が8月1日、防衛省で行われた。3人は省内でそれぞれ栄誉礼を受けた後、職員や隊員らに見送られた。このうち増田、吉田の両氏が共に花道を歩き、職員や隊員たちと抱き合うなどして感謝を述べ、防衛省を後にした。一方の森下氏は部下たちから送別の言葉を贈られ、万歳三唱の中、自衛官人生を終えた。 増田前次官(中央右)と吉田前統幕長(中央左)の2人が職員や隊員たちの花道の中を共に歩き、防衛省を後にした(いずれも8月1日、防衛省)
海幕長ら93人処分 川重の潜水艦架空取引 防衛省
川崎重工業が防衛省から潜水艦修理を受注した費用の一部を裏金として捻出し、海上自衛隊の潜水艦乗組員らへの利益供与に使っていた問題で、防衛省は7月30日、海自トップの齋藤聡海幕長ら93人を処分した。特別防衛監察の最終報告も公表し、「組織としての構造的な問題」と指摘した。


事務次官に大和防政局長 統幕長に内倉空幕長
政府は7月15日の閣議で、増田和夫事務次官を退任させ、後任の事務次官に大和太郎防衛政策局長を起用する人事を決めた。また、自衛隊制服組トップの吉田圭秀統幕長を退任させ、後任に内倉浩昭空幕長が就く。森下泰臣陸幕長も退任させ、後任には荒井正芳西部方面総監を、新しい空幕長には森田雄博航空支援集団司令官を起用する。防衛装備庁の石川武長官も退任させ、後任に青柳肇整備計画局長を充てる。発令はいずれも8月1日付。 大和太郎(やまと・たろう)事務次官 慶大法卒。平成2年防衛庁。米タフツ大留学、防政局日米防衛協力課長、防衛政策課長、内閣府国際平和協力本部事務局次長、防衛政策局次長、統合幕僚監部総括官、地方協力局長などを経て、令和6年7月防衛政策局長。大阪府出身。59歳。


海賊対処水上部隊51次隊「はるさめ」出発 「一丸となって任務遂行」
海自の海賊対処水上部隊51次隊の護衛艦「はるさめ」(指揮官兼艦長・小澤誠2佐、隊員約200人、海上保安官8人)が6月1日、佐世保基地を出発した。倉島岸壁では出国行事が執り行われ、家族や基地隊員らが長期任務に就く隊員を見送った。 家族や仲間に見送られながら乗艦する「はるさめ」の乗員(6月1日)=佐世保地方総監部Xより


日英伊の戦闘機開発 政府間機関が英で開設
GIGO本部の開所式に出席したイーグル英国防調達・産業担当閣外相(中央)と岡首席行政官(右端)ら=7月9日、英国南部のレディング(英国防省提供) 日英伊による次期戦闘機の共同開発を管理する政府間機関「GIGO(ジャイゴ)」本部の開所式が7月9日、イギリス南部のレディングで開かれた。出席したマリア・イーグル英国防調達・産業担当閣外相は3年以内に試作機の飛行試験を実施する考えを明らかにした。7日には中谷元・防衛相が英伊の国防相とテレビ会談し、次期戦闘機の共同開発に向け、作業を加速させることで一致した。


防衛白書 中国軍活動は「安全に深刻な影響」 北朝鮮と露の連携も確認
2025年版「防衛白書」 防衛省は7月15日、2025年版の「防衛白書」を公表した。活発化する中国の軍事活動については「わが国の安全に深刻な影響を及ぼし得る状況」と表現したほか、台湾周辺での演習では「海警の役割をより重視している」と分析。北朝鮮とロシアの関係にも言及。ウクライナ侵攻に向け「北朝鮮兵士がロシアへ派遣されたことが確認」されたと指摘した。


情報セキュリティー教育費用を助成 BSKが最大年250万円支給
公益財団法人防衛基盤整備協会(BSK)は7月7日から、サイバーセキュリティー人材の育成に向けて防衛関連企業の従業員や防衛省・自衛隊の勤務者らを対象に、情報セキュリティーに関連する大学院などの学費を支援する助成制度を開始した。要件を満たした者については、必要な受講料の全額を助成し(上限あり)、返済は不要だ。
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