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西部方面戦車隊員4人が死傷 10式戦車砲塔内で砲弾破裂 荒井陸幕長が臨時会見

  • 4月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月23日

臨時会見で記者からの質問に答える荒井陸幕長(4月21日、防衛省)
臨時会見で記者からの質問に答える荒井陸幕長(4月21日、防衛省)

4月21日午前8時39分ごろ、大分県の陸上自衛隊日出生台演習場で西部方面戦車隊(玖珠)による実弾射撃訓練中に10式戦車内で砲弾(対戦車榴弾)が破裂し、乗員4人のうち3人が死亡、1人が重傷を負った。


荒井正芳陸上幕僚長は同日午後3時半から臨時の会見を開き、国民に向けて陳謝。亡くなった隊員3人に哀悼の意を表すると共に家族に向けてお悔やみの言葉を述べた。


死亡した3人はいずれも西部方面戦車隊所属の▼濱邊健太郎(はまべ けんたろう)2曹(45)▼髙山新吾(たかやま しんご)3曹(31)▼金井効三(かない こうぞう)3曹(30)。重傷を負った操縦手の隊員1人は現在、医療機関で治療を受けているとしたが、氏名は公表されていない。


事故当時4人は10式戦車1両に搭乗し、他の2両と共に実弾射撃訓練を実施していた。


破裂した砲弾は砲塔内にあり、砲塔にいた戦車長の濱邊2曹、砲手の髙山3曹、安全係として搭乗していた金井3曹の3人が死亡した。操縦手は砲塔の下部にいたため、一命を取り留めたとみられる。


事故の発生を受け、荒井陸幕長は全国の戦車部隊に対し、当該10式戦車の射撃訓練の中止と共に、90式戦車についても、対戦車榴弾を使用する実弾射撃訓練の中止を指示した。


機甲科出身の荒井陸幕長は「10式戦車で同種の事故は過去に無かったと認識している」と述べ、事故の原因究明を急ぐ考えを示した。


西部方面総監部内に防衛担当の幕僚副長・岡田豊将補をトップとする事故調査委員会を設置したほか、西部方面警務隊も現場状況の確認や捜査を進めている。


荒井陸幕長は事故調における議論について「必要があれば企業の方からも話を聞くことはある」との見解を示した。


小泉進次郎防衛相は同日、国会内で記者団に向け、「このような状況に至り、残念でならない。防衛省・自衛隊として原因究明と安全管理の徹底に努める」と語った。







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