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日米共同訓練「アイアン・フィスト25」 水陸両用作戦 日米が連携(2025年2月19日~3月7日)

2025年3月19日更新


インドネシアの国際観艦式に参加し、甲板に整列する護衛艦「あさひ」乗員(2月16日)=海自提供

インドネシアの国際観艦式に参加し、甲板に整列する護衛艦「あさひ」乗員(2月16日)=海自提供

インドネシアの国際観艦式に参加し、甲板に整列する護衛艦「あさひ」乗員(2月16日)=海自提供

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史上最大4000人が参加

 陸自の水陸機動団(相浦)は2月19日から3月7日まで、日米共同による水陸両用作戦能力の向上を図るため、沖縄県に所在する第3海兵機動展開部隊(ⅢMEF)との共同訓練「アイアン・フィスト25」を九州・沖縄で実施した(関連記事)。

 南西地域における島嶼防衛では「奪回」を主任務とする実力部隊・水機団と、米海兵隊最大規模の編成「MEF(Marine Expeditionary Force=海兵機動展開部隊)」の中で唯一、米国外に常時展開するⅢMEFとの共同訓練として、2023年からは日本の九州・沖縄で行っており、今回で3回目(それ以前は2006年から米西海岸でⅠMEF〈カリフォルニア州のキャンプ・ペンデルトン〉と実施していた)。

 日本側は、陸自の第1水陸機動連隊(相浦)を基幹とする水機団など約千人が、海自からは・・・

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