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艦艇


掃海艇“ひらしま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSC 601 “ひらしま” 16年度 MSC 602 “やくしま” 17年度 MSC 603 “たかしま” 18年度 掃海艇「すがしま」型の発展型で、60t基準排水量が増加した。全体的な船体の変更はないが、細かい部分において新タイプの装置に変換されるなど創意工夫の凝らされた掃海艇といえる。 主要装備もそのほとんどが従来型の性能向上型で、高性能機雷の拡散が進む現状から、この対処のための掃海・掃討装置を装備した新型掃海艇として建造された。 同艇が装備する水中航走式機雷掃討具「S−10」は、可変深度ソナー(VDS)の送受波器を収めた自航式可変深度ソナー(PVDS)に、従来の機雷処分具の機能を持たせたもので、沈底機雷は上方から自ら搭載する爆雷を投下して爆破処分し、係維機雷にはカッター切断で機雷を浮上させ処分するなど、安全な処分が可能となっている。 4番艇以降はFRP船体の「えのしま」型に移行したため、「たかしま」が最後の木造掃海艇となった。 ●主要目 基準排水量 570t 長さ 57m


掃海艇“えのしま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSC 604 “えのしま” 20年度 MSC 605 “ちちじま” 21年度 MSC 606 “はつしま” 23年度 掃海艇「ひらしま」型の発展型。外観は「ひらしま」型と変わらないが、船体材料にガラス繊維等を樹脂で固めた強化プラスチックのFRPを採用している。FRP船としては世界最大級。「ひらしま」型以前の木造船体同様、磁気機雷に探知されにくく、耐久性にすぐれ、強度を確保しつつ軽量化を実現。船体の寿命も木造の倍近く延伸、ライフサイクルコストの低減が図られている。「ひらしま」型と同じく水中航走式機雷掃討具S−10を搭載し、優れた掃海能力を持つ。 ●主要目 基準排水量 570t 長さ 60m 幅 10.1m 深さ 4.5m 喫水 2.4m 主機 ディーゼル2基2軸 出力 2,200PS 速力 14kt 乗員 約45人 ●主要兵装 20mm機関砲×1、掃海具一式、水中航走式機雷掃討具(S−10)。 建造所 起工 進水 竣工 “えのしま” USC京浜 平21.5.14 平22.10.25


掃海艇“すがしま”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MSC 685 “とよしま” 10年度 MSC 686 “うくしま” 11年度 MSC 687 “いずしま” 11年度 MSC 688 “あいしま” 12年度 MSC 689 “あおしま” 13年度 MSC 690 “みやじま” 13年度 MSC 691 “ししじま” 14年度 MSC 692 “くろしま” 15年度 「うわじま」型の性能向上型で、排水量は20tアップしている。情報処理装置、機雷探知機および機雷処分具により機雷掃討能力の一層の向上が図られている。自動操艦装置、バウスラスターなどを装備している。 ●主要目 基準排水量 510t 長さ 約54m 幅 約9.4m 深さ 約4.2m 喫水 3.0m 船型 長船首楼型 主機 三菱6NMU−TA(B)EI型ディーゼル2基2軸 出力 1,800PS 速力 14kt 乗員 約45人 ●主要兵装 20mm機関砲×1、係維掃海具一式、感応掃海具一式、機雷処分具一式、機雷探知機一式、情報処理装置一式。 建造所 起工 進水 竣工 “とよしま”


掃海母艦“うらが”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 MST 463 “うらが” 6年度 MST 464 “ぶんご” 7年度 海自としては25年ぶりに建造した掃海母艦。「うらが」は「そうや」の、「ぶんご」は「はやせ」の代替艦であるが、機雷敷設能力の向上のほか、母艦機能を充実したことにより船体は2倍強大きい5,650tとなった(「ぶんご」は5,700t)。 船型は平甲板型だが、煙突の後部にはヘリ甲板とデッキハウス型の掃海具格納庫を有し、4基のデッキクレーンを備えていて、掃海ヘリMCH−101用掃海具の揚収用などに使用される。 船体が大型化し、母艦機能も大幅に向上したが、乗員数は「そうや」「はやせ」に比べ約20人減少している。これは、機械室の無人化、機雷敷設装置の大幅な省人、省力化を図ったことによる。 機雷掃討・掃海システムの高性能化に対応できるよう計画されている。 ●主要目 基準排水量 5,650t(5,700t) 長さ 141m 幅 22.0m 深さ 14.0m 喫水 5.3m 船型 平甲板型 主機 三井12V42M−A型ディーゼル2基


ミサイル艇“はやぶさ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 PG 824 “はやぶさ” 11年度 PG 825 “わかたか” 11年度 PG 826 “おおたか” 12年度 PG 827 “くまたか” 12年度 PG 828 “うみたか” 13年度 PG 829 “しらたか” 13年度 航続能力と不審船対処能力を向上させた局地防衛用のミサイル艇。11年度予算で2隻を、12年度に2隻、13年度にも2隻の調達が認められ15年度末までに6隻全隻が就役した。従来のミサイル艇1号型との相違は、20mm機関砲に代え、76mm砲を搭載、船体構造も水中翼型から排水型にしたため排水量が1号型の4倍に増えている。 ●主要目 基準排水量 200t 長さ 50m 幅 8.4m 深さ 4.2m 喫水 1.7m 船型 単胴細長型 主機 石川島播磨LM500−G07型 ガスタービン3基3軸 ウォータージェットポンプ3基 出力 16,200PS 速力 44kt 乗員 約21人 ●主要兵装 艦対艦ミサイル(SSM−1B)艦上装置×一式、62口径 76mm速射砲×1。 建造所


輸送艦“おおすみ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 LST 4001 “おおすみ” 5年度 LST 4002 “しもきた” 10年度 LST 4003 “くにさき” 11年度 昭和45年度艦「あつみ」(昭和47年11月27日竣工)の後継として計画されたが、その後の情勢の変化で、PKO活動にも海上基地としての役目を果たし得る基準排水量8,900tとなった。 艦橋を右舷寄りに設けた艦型は、一見海外のドック型揚陸艦を思わせる。従来のバウ観音開き式とは異なる通常船首型で、搭載物は艦尾のドックから発進するエアクッション型揚陸艇によって陸揚げされる。車両は両舷の大型サイドランプ(90式戦車の出入りが可能)から直接艦内に進入可能。また、上甲板後半約3分の2の広さを占める平甲板上で、大型ヘリによる卸下も行える。 艦内には通常の個艦乗員居住区のほか、災害時には被災者の受け入れも可能な医療、休養、補給設備などもあり、多面的な活用を可能としている。 なお、18年度以降、「国際緊急援助活動等に対応する大型艦の運用向上」の目的で、航行中などの動揺下でもヘリの発


敷設艦“むろと”
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 ARC 483 “むろと” 21年度 平成24年4月に退役した敷設艦「むろと」の後継艦として、25年3月に就役した同名の敷設艦で、海洋観測やケーブル敷設などを行う。作業の性格上、精密な操艦が要求されるため、船尾敷設方式を採用。横方向に船体を動かすバウスラスター、水平方向にスクリューが360度回転するアジマススラスターを組み合わせた電気推進システムを備えている。可能な限り商船仕様を採用し、船価を抑えた。 ●主要目 基準排水量 4,950t 長さ 131m 幅 19m 深さ 11m 喫水 5.7m 主機 推進用ディーゼル発電機3基 推進電動機2基 出力 7,300PS 最大速力 16kt ●主要装備 埋設装置一式、海洋観測装置一式。 建造所 起工 進水 竣工 “むろと” 三菱下関 平23.9.7 平24.7.5 平25.3.15


潜水艦救難艦“ちよだ”
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 ASR 404 “ちよだ” 26年度 潜水艦救難母艦「ちよだ」の老朽化に伴う代替艦で、艦名を引き継いでいる。母艦機能は省かれ、最新の再圧タンクや深海救難艇(DSRV)、無人探査機(ROV)を装備し、深海での捜索・救難能力が向上。また、手術用寝台2台、病床10床を設置し、大規模災害発生時には負傷者の手当てなどの医療支援も可能。女性隊員22人が生活できる艦内設備も整えられている。 ●主要目 基準排水量 5,600t 長さ 128m 幅 20m 深さ 9m 喫水 5.2m 主機 ディーゼル2基2軸 出力 19,700PS 速力 約20kt 乗員 約130人 ●主要兵装 深海救難装置×1、深海救難艇(DSRV)×1、自動艦位保持装置×1、揚降装置×1。 建造所 起工 進水 竣工 “ちよだ” 三井玉野 平27.10.21 平28.10.17 平30.3.20


潜水艦救難艦“ちはや”
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 ASR 403 “ちはや” 8年度 平成11年度に除籍された「ふしみ」の代替艦。潜水艦救難艦は、初代「ちはや」から同艦で三代目になる。1,450tの「ふしみ」から、一挙に5,450tと大型化し、救難能力、医療機能などが向上した。医務室のほか、手術室、レントゲン室の設置や潜航深度の増大に対応した装置を搭載している。 ●主要目 基準排水量 5,450t 長さ 128m 幅 20m 深さ 9.0m 喫水 3.0m 主機 三井12V42M−A型ディーゼル機関2基2軸 出力 19,500PS 速力 約21kt 乗員 約125人 ●主要兵装 深海救難艇(DSRV)×1、深海救難装置×1、深海潜水装置×1、捜索用ソーナー×1、海底調査装置×1、自動艦位保持装置。 建造所 起工 進水 竣工 “ちはや” 三井玉野 平9.10.13 平10.10.8 平12.3.23


試験艦“あすか”
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 ASE 6102 “あすか” 4年度 将来艦艇に必要な基礎技術、艦艇装備品の海上試験を行うもので、主機にガスタービンを採用、艦首部にブルワークを持つ平甲型船型で、各種研究・開発新装備品についての総合的な試験・評価を行う。 このため、ある程度のデータ分析などを行える設備を持つことになるなど、多くの要求面から大型護衛艦なみの基準排水量となった。 ●主要目 基準排水量 4,250t 長さ 151m 幅 17.3m 深さ 10m 喫水 5m 主機 ガスタービン2基2軸(LM2500) 出力 43,000PS 速力 27kt 乗員 約70人 ●主要兵装 各種試験装置一式。 建造所 起工 進水 竣工 “あすか” 住友重工浦賀 平5.4.21 平6. 6.21 平7.3.22


補給艦“とわだ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 AOE 422 “とわだ” 59年度 AOE 423 “ときわ” 62年度 AOE 424 “はまな” 62年度 護衛艦の行動の長期化と、大型化に対応し、舶用燃料、搭載ヘリの航空燃料、弾薬、糧食などの護衛艦に対する洋上補給を迅速に行える能力を有する。 船体構造方式は、一般商船のタンカーに準じているが、遮浪甲板型で、後部は係留作業用の甲板が上甲板の一層下にある。後部の飛行甲板は、掃海・輸送ヘリコプターMCH−101などの発着が可能なようにゆとりあるスペースとなっている。また、護衛艦のミサイル化が進むのに伴い、移送用ウインチ、デリックポストが大型化され、給油ステーションは両舷各2カ所、コンピューターにより片舷で1分間に約11㎘の燃料を補給するその状況が刻々と判読できる装置を装備するなど、各所の自動化が図られている。 なお、CIWSなどの対空火器の装備も可能な設計となっている。 ●主要目 基準排水量 8,100(8,150)t 長さ 167m 幅 22m 深さ 15.9m 喫水 8.1(8


補給艦“ましゅう”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 AOE 425 “ましゅう” 12年度 AOE 426 “おうみ” 13年度 護衛艦の長期行動化、大型化、ガスタービン化による舶用燃料、ヘリ搭載による航空燃料、弾薬、糧食などの所要量の増大に対応可能な「とわだ」型の拡大改良型で、補給能力の大幅な向上が最大の特色。 船体構造方式は、一般商船のタンカーに準じているが、船首楼甲板型で、後部は係留作業用の甲板が上甲板の一層下にある。後部の飛行甲板は、掃海・輸送ヘリコプターMCH−101などの発着が可能なようにゆとりあるスペースとなっている。 また護衛艦のミサイル化に伴い、移送用ウインチ、デリックポストの能力向上がはかられているほか、自艦の大型化に伴い、出入港作業など運用作業の機械化をはかるなど、省力化に努めている。 なお、高性能20mm機関砲などの対空火器の装備も可能な設計となっている。 ●主要目 基準排水量 13,500t 長さ 221m 幅 27m 深さ 18m 喫水 8.0m 船型 船首楼甲板型 主機 ガスタービン川崎SM1C 2基2軸


練習艦“かしま”
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 TV 3508 “かしま” 4年度 「かとり」の代替艦で、実習幹部の航海戦術訓練、シーマンシップ涵養に必要な諸装備を搭載、長期にわたる遠洋練習航海中の教育実習が十分に行えるようになっている。 外型は「かとり」よりやや大きく、艦首部に62口径76mm速射砲1基、艦橋前部の一段高い個所には礼砲2門を、上部甲板中部両舷に3連装短魚雷発射管を装備、将官艇のほか、11m作業艇×2と4.9m複合型作業艇を搭載する。 煙突後部のデッキハウスは実習員講堂で約200人が一度に受講できる。その後の後部甲板は、ヘリ発着設備のあるレセプション会場兼用飛行甲板で、実習員講堂から後甲板にかけて緩やかな傾斜甲板がある。 艦橋は、艦内も含めて実習を行うためのスペースが十分にとられており、他艦とは比較にならぬ広さを持つ。 実習・教育用に各種の新教育機材が揃えられていることは言うまでもない(武器の多くはシミュレーションによる教育)。実習員居住区は8人1室だが、居室と寝室は別。また女性幹部自衛官(実習員)居住区が12人部


練習艦“やまぎり”
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 TV 3515 “やまぎり” 59年度 護衛艦“あさぎり”型の2番艦である「やまぎり」が練習艦に種別変更された。練習艦「あおくも」が除籍になった代替で、「しまゆき」と同じく、イージス艦などの現役艦艇に適合した実習員の教育、訓練を行うため、まだ第一線で活躍中の護衛艦を練習艦に種別変更した。「やまぎり」は、平成23年に再度、護衛艦に種別変更された後、 令和7年に練習艦「はたかぜ」の除籍により、再び練習艦に種別変更された。基準排水量3,500tと、「かしま」以外では最も大きな練習艦となった。 ●主要目 基準排水量 3,500t 長さ 137m 幅 14.6m 深さ 8.8m 吃水 4.4m 船型 長船首楼型 主機 COGAG方式ガスタービン4基(川崎ロールスロイス・スペイSM1A)2軸 出力 54,000PS 速力 30kt 乗員 195人 ●主要兵装 62口径76mm単装速射砲×1、対艦ミサイル・ハープーン装置一式、短SAMシースパロー装置一式、高性能20mm機関砲(CIWS)×2、ア


練習艦“はたかぜ”型
●艦種記号・艦番号・ 艦艇名 艦種 記号 艦番号 艦艇名 年度 TV 3521 “しまかぜ” 58年度 「はたかぜ」は護衛艦「たちかぜ」型の後継として建造された海上自衛隊の第3世代ミサイル護衛艦だが、令和2年3月19日に新型イージス護衛艦「まや」が就役したのに伴い、練習艦に種別変更され、練習艦隊第1練習隊(呉)に配備された。 「しまゆき」型練習艦は、元々は汎用護衛艦だが、「はたかぜ」は対空ミサイルターターシステムのスタンダード・ミサイルSM−1発射装置を装備している。 ●主要目 基準排水量 4,600t 長さ 150m 幅 16.4m 深さ 9.8m 喫水 4.8m 船型 遮浪甲板型 主機 COGAG方式ガスタービン4基(ロールスロイス・スペイSM1 A2基=巡航用 オリンパスTM3 B2基)2軸 出力 72,000PS 速力 30kt 乗員 約260人 ●主要兵装 艦対空ミサイル・スタンダードSM−1(MR)×1、54口径5インチ単装速射砲×2、アスロックランチャー×1、高性能20mm機関砲(CIWS)×2、艦対艦ミサイル(ハープーン)艦上装置






