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北朝鮮 弾道ミサイルを発射 韓国大統領の訪中けん制か(2026年1月4日)

2026年1月19日更新

 北朝鮮は1月4日、日本海に向けて少なくとも2発の弾道ミサイルを発射した。前回11月7日以来、約2カ月を経ての発射であり、韓国の李在明(イジェミョン)大統領による中国訪問や、米国による対ベネズエラ軍事作戦とほぼ同じタイミングということから、国際社会に向けた示威行動と思われる。

 防衛省の発表によると、弾道ミサイル2発は午前7時54分と8時5分に北朝鮮西岸付近から東方向へ発射された。いずれも最高高度は約50キロで、最初の1発目が約900キロ、2発目が約950キロ飛翔し、どちらも日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したものとみられる。現在まで、航空機や船舶からの被害報告などは確認されていない。

 この2発のミサイルは変則軌道で飛翔した可能性があるとされ、米国や韓国との緊密な連携による詳細な分析が進められている。

 小泉進次郎防衛相は同日の臨時会見で、情報収集・分析に全力を挙げ、警戒監視に万全を期すよう指示したことを説明。さらに、北朝鮮によるこれまでのミサイル開発および発射などの行動が「我が国および国際社会の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認できない」として、北朝鮮に対して「北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した」と、北朝鮮を強く非難した。

 

 

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