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海自 准尉も先任伍長に(2026年1月9日)

2026年1月16日更新


北口先任伍長以下、掲示されている13人が昇任した。今年からは袖に金線、あごひもも金色になる(1月9日、海自先任伍長室)

●陸空とねじれ解消
●海外制度との調整
●昇任後モチベ維持

 海自は今年から、曹長が務めてきた先任伍長に准尉も就けるようにする。元日付けで海自先任伍長の北口武史曹長以下、各艦隊、地方隊司令部などで陸上勤務する先任伍長13人が准尉に昇任した。各艦艇と部隊にも3年から5年かけて段階的に広げていく見込みだ。統合任務の増加を背景に国際連携や指揮系統の整合を図るのが狙いだが「ただ周りに合わせるだけではない」と北口先任伍長。行政文書からは読み取れない先任伍長たちのこれからの役割を聞いた。(伊藤和樹)

「曹士の目標は先任伍長」の歴史

 先任伍長とは、旧海軍で配置されていた「先任衛兵伍長」の略称だ。海自でも警衛海曹の先任者を指すようになり、2003年に制度化。海曹室の先任である曹長が曹士の統括と部隊長の補佐を務めてきた。

 しかし、陸空自衛隊との統合運用が進められる中で、命令系統のねじれが・・・

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