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回顧2025 ――激動の1年写真で振り返る―― 常態化する「複合事態」(2025年12月25日)

2026年1月7日更新


陸海空の共同部隊「海上輸送群」が発足。南西シフトの一環として輸送力を強化(4月6日、海自呉基地)


自衛隊を一元運用する「統合作戦司令部」が発足。中谷防衛相(当時)から司令官旗を授与される南雲憲一郎空将(壇上中央)=3月24日、防衛省講堂

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日米首脳会談、統合作戦司令部創設、中国の軍事活動活発化

軍事的挑発・災害等に対処

 2025年も、国際情勢は緊迫化した。パレスチナ・ガザ地区の紛争問題や、いまだに続くロシアのウクライナ侵攻、米国のイラン攻撃など地政学リスクが一層高まっている。

 国内に目を向ければ、10月21日、第104代首相に高市早苗氏が就いた。女性の首相就任は憲政史上初めてだ。高市首相は来年中に、国家安全保障戦略など「安保三文書」を改定する意向を示している。

 改定を急ぐ理由は、日本を取り巻く厳しい安全保障環境だ。中国は軍事活動を活発化させており、空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が、警戒に当たっていた航空自衛隊のF15戦闘機にレーダー照射するなど危険な行為で軍事的威圧を図った。さらにウクライナ侵攻を続けるロシアは、中国軍と共同で爆撃機飛行訓練を実施し、東京方面へ向かう異例のルートで日本側を挑発。

 北朝鮮は今年も相次いで弾道ミサイルを発射し、挑発行為をやめるそぶりはない。

 こうした中国、ロシア、北朝鮮に対する抑止力を高めるために、・・・

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