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「冷静・厳格!」 統幕長パイロット時代の手袋、防衛相が紹介(2025年12月16日)
2025年12月24日更新

内倉統幕長がパイロット時代に使用していた手袋。「冷静・厳格!」と書かれている(小泉防衛相のXから)
小泉進次郎防衛相は12月16日、X(旧ツイッター)で、中国軍機によるレーダー照射事案に関連し、制服組トップの内倉浩昭統合幕僚長がF15戦闘機パイロット時代に使用していた手袋を公開した。フェルトペンで「冷静・厳格!」と書かれた手袋の写真を載せた小泉大臣は、約30分にわたり断続的なレーダー照射に耐え、任務を遂行した自衛官の姿勢をたたえた。
内倉統幕長は1990年から約6年、空自201飛行隊(北海道千歳市)でF15のパイロットとして緊急発進(スクランブル)などの任務に当たってきた。
内倉氏は11日の定例会見で「飛行中は、手袋に『冷静』『厳格』という文字を書いておき、毎回離陸するたびにそれを見ながら確認し、飛行していた」と自身のパイロット時代を振り返った。その上で、約30分にわたり断続的にレーダー照射を受けた自衛隊機のパイロットについて「大変ストレスを感じていたと思う」とおもんぱかった。
小泉大臣もパイロットに向けて「30分のレーダー照射を受けながら、『冷静』『厳格』を心がけて任務を粛々と遂行した自衛官を改めて誇りに思います」と語った。