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大分佐賀関火災で災派 ヘリコプターで消火活動(2025年11月20日)

2025年12月1日更新


陸自第4飛行隊のCH47が空中消火を実施(11月20日、大分市)

 11月18日夕に大分市佐賀関の住宅街で発生した火災で、大分県は19日、自衛隊に災害派遣を要請した。住宅など約170棟が焼け、1人が死亡。陸上自衛隊西部方面航空隊(高遊原)のヘリコプターなどが消火活動に当たっている。

 火災は18日午後5時45分ごろに発生。市などによると、約4万8900平方メートルが消失したとみられる。大分県知事が19日午前9時に第4師団長に災害派遣の要請をした。

 これを受けて、自衛隊は同日9時50分から災害派遣活動を開始。西方航空隊の大型輸送ヘリCH47が佐賀関ダムから水を取水し、空中消火を実施した。さらに第4飛行隊(目達原)の多用途ヘリUH1が現地の映像などの情報を収集。

 自衛隊は県と市に連絡員を派遣し、消火活動を支援している。

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