創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
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　「警備犬家族募集」――。航空自衛隊小牧基地のXで11月6日、長年にわたり日本の安全を守り続けてきた「警備犬」たちの新たな家族を募集するポストが投稿された。

　新たに家族を募集しているのは、高齢になり任務を終えたジャーマンシェパードの「マリオ」（10歳オス）、「テルマ」（10歳メス）、「カイザー」（10歳オス）、「アミ」（9歳メス）の4匹で、いずれも約5～7年の間、小牧基地で警備犬として施設警備や広報活動に貢献してきた。

　基地HPでは各退役警備犬の詳細情報が紹介され、譲受人に向けて「終生愛情もって飼育すること」などの注意事項も記されている。どの警備犬も基地で愛情深く育てられ、従順・甘えん坊・元気いっぱい――と性格もそれぞれだ。

　基地では21日（金）午後に譲渡会を予定しており、参加希望者はHP内の注意事項などを確認後、20日（木）正午までに申し込む。なお、譲渡会当日に受け渡しは行わず、審査に通った応募者にのみ後日連絡がある。

　基地Xのポストは1万件以上リポストされ、コメントには「家族と相談します」「温かいお家が見つかりますように」「頑張ってくれてありがとう」といった声が寄せられている。