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体校創立64周年記念祝賀会 いざ、ミラノ・コルティナ冬季五輪へ(2025年10月11日)
2025年11月25日更新

来年2月の「ミラノ・コルティナ冬季五輪」出場のため決意を述べる(左から)バイアスロン班監督の能登1尉、立崎1尉、郷2曹、山本2曹、小島士長、西本士長、佐々木2曹、福田3曹、竹内3曹、クロスカントリースキー班監督の本田3佐、山下2曹(いずれも10月11日、東京都練馬区の自衛隊体育学校)

体校創立64周年記念祝賀会 いざ、ミラノ・コルティナ冬季五輪へ
オリンピックアスリートの輩出や部隊の体育格闘指導者の育成を担う「自衛隊体育学校」は10月11日、同校の三宅記念体育館で「創立64周年記念祝賀会」を開催した。祝賀会では来年2月にイタリアで開催される「ミラノ・コルティナ冬季五輪」への出場を目指すバイアスロンやクロスカントリースキーの9人の選手が紹介され、一人ひとりが決意表明を行った。(寉見陽平)
バイアスロン・クロカンスキー 両班9人が決意表明
「来年2月にイタリアで実施されるミラノ・コルティナ五輪の出場権獲得、および来年9月に愛知県で実施される『アジア競技大会』で、より多くのメダルを獲得すべく学校一丸となって精進していきます」
来賓、後援会、校友会など関係者約190人の前で、江頭学校長はこう宣言した。
後援会長の川合良平氏による乾杯のあいさつが終わり、和やかな歓談の雰囲気の中、前方のステージには来年2月にイタリアで行われる「ミラノ・コルティナ冬季五輪」の出場を目指す9人のアスリートが登壇。
冬季特別体育教育室のバイアスロン班の8人と、クロスカントリースキー班の1人が紹介された。
バイアスロン班監督の能登直(すなお)1陸尉とクロスカントリースキー班監督の本田尚平3陸佐が、これから行われる五輪出場をかけた海外遠征について説明した。
バイアスロンは11月から開催されるW杯、IBU(国際バイアスロン連合)杯の獲得ポイント・・・