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横須賀「オータムフェスタ」盛況 艦艇そろえ海自の魅力発信(2025年11月1日)

2025年11月11日更新


雨の中、傘をさした人々が護衛艦を見学しようと列をつくった(10月11日)


「自衛隊記念日」を祝して基地の艦艇が満艦飾で彩られた(11月1日)


空自隊員がペトリオットミサイルについて説明。来場者は熱心に聞き入った(10月11日)


野外ステージで「ジョニー・B・グッド」を演奏する真殿総監(右)と上地市長(10月11日)

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自衛隊記念日 厳しい安全保障環境下、観艦式は中止に

 11月1日は「自衛隊記念日」。例年、陸海空の持ち回りで観閲式、観艦式、航空観閲式が行われてきたが、防衛省は今年から中止することを決定した。厳しい安全保障環境下で、全国の部隊を一堂に集めるのは困難と判断したためだ。順番からいけば今回は、相模湾で海自の観艦式が実施されるはずだった。観艦式は隊員の士気を高め、国民に自衛隊を広くPRする場でもある。こうした中で横須賀地方隊は10月11日、国民に自衛隊への理解を深めてもらう場として「オータムフェスタ2025」を開催。例年以上に艦艇をそろえるなど工夫し、訪れた人に海自の任務や装備を紹介した。(亀岡真理子)

最新の護衛艦に長蛇の列

 横須賀基地正門前は早朝から来場者が列を作り、開門と同時にお目当ての護衛艦へと走っていった。

 基地がこの日のために用意した艦は、護衛艦「てるづき」「くまの」・・・

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