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日米防衛相会談 防衛費増額、安保3文書前倒し改定伝える 日米同盟を「世界で最も偉大な同盟」(2025年10月29日)

2025年10月31日更新


特別儀仗隊による栄誉礼を受けるヘグセス長官(前方右)と小泉防衛相(同左)=いずれも10月29日、防衛省


ヘグセス長官(手前)と地元・横須賀で初対面した小泉防衛相(その奥)=10月28日、米海軍横須賀基地に停泊中の原子力空母「ジョージ・ワシントン」で(防衛省提供)

 小泉進次郎防衛相は10月29日、防衛省でヘグセス米国防長官と初めて会談した。

 2027年度防衛費を国内総生産(GDP)比2%に増額する目標について、今年度中に補正予算と合わせて達成させることを示したほか、安保3文書を前倒しで改定する検討を始めたことも伝え、ヘグセス長官からは支持が表明された。

 約1時間の会談を終え、ヘグセス長官は共同記者会見で、高市早苗首相が主体的に防衛力強化と防衛費増額に取り組む決意を示したことに触れ、「うれしく思う。これは大きな一歩で、速やかに実行されることを期待している」と歓迎。

 米側から具体的な防衛費増額の数値目標などの要求は「一切ない」と否定した上で、「トランプ大統領は特に静止状態にあるもの、これを活性化することに努めている。そこでどんな協力ができ、どのように平和をもたらせるか。『力による平和』をどのように実行していくかを進めている」と語った。

 また、平和を確保するためには「『投資』が必要で、・・・

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