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高市内閣が発足 初の女性首相 自維連立(2025年10月21日)

2025年10月29日更新


就任会見に臨む高市新首相(10月21日、首相官邸)=首相官邸提供


宮﨑 政久(みやざき・まさひさ)副大臣 長野県出身。2012年に衆院選で初当選し、当選5回。明大卒。法務政務官や厚労副大臣など歴任。60歳。


若林 洋平(わかばやし・ようへい)政務官 茨城県出身。22年に参院選で初当選し、当選1回。埼玉大卒。元御殿場市長。53歳。


吉田 真次(よしだ・しんじ)政務官 山口県出身。23年に衆院補欠選挙で初当選し、当選2回。関西大卒。厚労政務官などを歴任。41歳。

 自民党の高市早苗総裁(64)=衆院奈良2区=は10月21日、衆参両院の本会議で第104代首相に指名された。女性の首相就任は初めて。皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て同日夜に高市内閣が発足した。第28代防衛相には小泉進次郎氏が(44)=衆院神奈川11区=が就いた。小泉氏は農林水産相からの横滑り。日本維新の会は閣僚を出さない「閣外協力」の形で連立を組んだ。

 高市氏は首相官邸で開かれた就任会見で、安全保障政策について政府が2022年末に策定した国家安全保障戦略など安保3文書に関し、「改定の検討を指示する」と述べた。さらに防衛装備品の輸出推進に向け、「救難」など非戦闘目的の5類型に限り輸出を認めるルールの撤廃に向けても議論を進める方針だ。

 高市氏は奈良県出身。松下政経塾生などを経て1993年衆院選で初当選し、・・・

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