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第65回近代五種全日本選手権大会 男子は冨田1士、女子は矢野士長が初優勝(2025年9月26日~28日)
2025年10月28日更新

苦手のフェンシングで勝利し、雄叫びを上げる冨田1士(9月28日、千葉県長柄町のリソルの森)

レーザーランの最終5周目で激しいデッドヒートを繰り広げる早実中の内山選手(左)と矢野士長
「第65回近代五種全日本選手権大会」が9月26日から28日まで、千葉県長生郡長柄町のリゾート施設「リソルの森」で開かれた。男子は冨田洋輔(20)1陸士、女子は矢野佑歩(23)陸士長がともに初優勝を飾った。昨年のパリ五輪で日本人初のメダルを獲得した佐藤大宗3海尉(31)は初日のフェンシングなどの種目で総合トップに立ったが、「レーザーラン」の成績が振るわず7位に沈んだ。(寉見陽平)
パリ五輪・銀の佐藤は射撃に泣く
前回大会で総合9位だった冨田選手が、雪辱を果たした。
苦手のフェンシングでは22選手中16位と出遅れたが、続くオブスタクル、水泳と巻き返し、最終種目の「レーザーラン」(ラン600m×5+射撃)では出場選手中、唯一の9分台(9分55秒)で総合1位をもぎ取った。
優勝後のインタビューで冨田選手は、・・・