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対馬南西海域を露艦1隻北東進(2025年9月23日)

2025年10月9日更新

 海自は9月23日午前9時ごろ、ロシア海軍「ヴィシニャ」級情報収集艦(艦番号208)が対馬(長崎県)の南西約130キロの海域を北東進するのを確認した。当該艦は翌24日にかけて対馬海峡を通過し日本海に出た。

 8月21日から22日にかけて津軽海峡を、9月9日には三宅島(東京都)の接続水域を航行したものと同一。

 3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」が警戒監視・情報収集した。

 さらに、9月24日午前5時ごろには、「スラバ」級ミサイル巡洋艦(11)と「バクラザン」級救難えい船のほか、初めて「ボレイ」級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦が宗谷岬(北海道)の北東約40キロの海域を西進するのを確認した。これらは宗谷海峡を抜けて日本海に出た。

 1ミサイル艇隊(余市)のミサイル艇「わかたか」と2空群(八戸)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集した。

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