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アルゼンチンを遠航部隊が訪問パタゴニア水道を通過(2025年8月)

2025年9月22日更新


部隊はブエノスアイレスに向かう途中、アルゼンチン海軍と親善訓練を行った(前から駆逐艦「サランディ」、コルベット「ロザレス」、海自の練習艦「しまかぜ」)=海自提供

 チリのバルパライソを出発した海自の遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」「しまかぜ」で編成、指揮官・渡邉浩練習艦隊司令官以下、実習幹部約190人を含む約580人)は、5つ目の訪問国・アルゼンチンを目指して航行。途中、海自艦として初めてパタゴニア水道を通過した。

 8月14日にはプエルトベルグラノ沖で、同海軍の駆逐艦「サランディ」、コルベット「ロザレス」と親善訓練を実施。戦術運動や通信訓練などを行い相互理解の増進を図った。

 その後、部隊は同17日、ブエノスアイレスに入港。地元の日系団体主催による歓迎会が開かれた。アルゼンチン海軍士官学校も訪問し、柔道やバスケットボールで交流するなど友好親善を深めた。

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